IRIS活動報告2012学生版
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11文部科学省 科学技術人材育成費「女性研究者支援モデル育成」事業元気!活き生き女性研究者・公立大学モデルプログラムの目的「多様な人材活用推進の基本方針」策定(平成21年度)波及効果◦全学的な改革による、理系女性研究者の研究の質の向上と、それを支える本学構成員の意識改革◦大阪府の施策の活用を通して、地域に貢献することによる女性研究者のロールモデルの普及 多様な人材活用推進平成25年度以降も、継続的に推進していきます女性研究者支援の事業全学的システム改革大学内のみならず、地域において女性研究者の活躍を目指します研究支援員の配置・在宅勤務支援妊娠・出産・育児で時間の取れない女性研究者に対して、研究を補助する支援員を、センターから派遣します。また、在宅勤務の支援として、webカメラ付きパソコンの貸与を行っています。 相談窓口◦支援センター相談 研究者や研究者になろうとする女性で、研究を続けていく上で困ったこと、悩んでいることの相談に対応しています。 ◦女性の健康相談 心や体の悩みについて、助産師が個別相談やミニ・セミナーを行っています。 ◦メンター制度(予定)研究を続けていく上での色々な悩みを、先輩の研究者に相談できる仕組み作りをしています。保育施設の設置平成23年度に、学内保育施設「つばさ保育園」を開設しました。女性研究者のネットワーク構築女性研究者同士がネットワークを構築できる環境を作ります。◦女性研究者懇話会◦女性研究者SNS公開セミナーやシンポジウムの実施学部・研究科のオリエンテーションや授業等での事業概要説明子育て応援ピンバッジ・シールや「会議は17時まで」キャンペーンの実施推進体制を整えるとともに、女性研究者への直接支援などを行っています。女性研究者が研究を続けていくことへの理解を進めます。1支援のための環境整備2全学的意識改革3キャリアパスの構築と裾野拡大全学的な連携・協力体制事業を進めていくため、学内の各部局との連携・協力体制を強化します。大阪府・堺市など、地域との連携公立大学であることを活かして、大阪府や堺市をはじめとして地域との連携を深めて、地域貢献を図っていきます。4サポート基盤の整備ロールモデル・セミナーや、サイエンス・カフェの実施ロールモデルとなる、社会で活躍する理系の女性研究者から話を伺うことで、多様なキャリアパスを考える機会を提供します。「世界に翔け! 理系女子大学院生」表彰制度理系女子大学院生を対象に、国際学会等で発表するための援助を行う表彰制度を行っています。ロールモデル・バンクの構築社会で活躍する理系の女性に登録していただき、後輩たちに、キャリアパスの構築やワークライフバランス実現のための情報を提供します。理系女子大学院生チーム「IRIS(アイリス)」による小・中・高校生を対象とした裾野拡大事業の実施女性が研究者として活躍するキャリアパスを構築すると共に、理系を志す女性の数を増やします。大阪府立大学では、平成22年度〜24年度の3年間、理系の女性研究者の増加を目指して、女性研究者・院生・学生のための支援プログラムを実施しています。理系女性研究者の増加◦事業終了までの3年間で、理系女性研究者数の平成21年度の30%アップを目指す。◦理系博士課程を修了する院生の女性比率を25%まで引き上げる。環境整備◦相談窓口・メンター制度・保育室を開設する。◦出産・育児等の問題に直面した理系女性研究者のために研究支援員を配置する。地域貢献◦ロールモデル・バンクの構築と活用により地域に貢献する。

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