生命環境科学域 理学類/大学院理学研究科
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特認教授教授・松原 浩 講師・小島秀夫 助教・牧野泰士21豊富な炭素資源である一酸化炭素やアルケン、アルキンを用い、ラジカル種や遷移金属の特性を活かして、社会に有用な有機化合物を合成するための新反応の開発を行っています。環境調和型(グリーン)化学反応の開拓にもとりくんでいます。有機合成化学の醍醐味の一つは天然有機化合物の合成です。私たちは、ヒトの病気の治療薬になり得るような生物活性を持つ天然有機化合物の中で、複雑な3次元構造を有する分子の合成に挑戦しています。さらに、天然有機化合物を効率よく合成するための新しい反応や方法論の開発も行っています。フッ素で高度に置換されたフルオラス化合物を利用する新たな反応剤や反応場の開発研究を行っています。また、生体触媒を利用する有用物質合成や蛍光性基質を用いた酵素の高感度活性測定法の開発に取り組んでいます。※2016年4月1日現在の情報です※高度にフッ素化された化合物や生体触媒を利用する有機合成、酵素反応の解明と利用有機反応化学有機合成化学物理有機化学・生体触媒化学フルオラス溶媒を用いた新しい合成手法(Phase Vanishing 法)によるアルケンの臭素化

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