地域保健学域 総合リハビリテーション学類
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学びのポイント“心が動けば身体が動く”これは、私が作業療法を学ぶ中で出会った言葉です。リハビリといえば訓練を思い浮かべる人も多いと思いますが、作業療法では身体機能だけではなく生活に着目し、一人ひとりの「◯◯がしたい!」という気持ちを原動力にします。取り巻く環境に働きかけ、人とヒト、人とモノとを繋ぐことでその人にとって“意味のある作業”を実現できるように支援します。私達の歩んできた人生や経験、趣味は異なりますが“作業療法”では全てが活きてきます。魅力に溢れた作業療法を学んでみませんか?4年次生 中川 優希さん●6●主な就職先(進学を含む)国家試験合格率(全国平均との比較)幅広い経験ができる充実した臨床実習世界作業療法連盟(WFOT)養成施設認可基準を満たす実習時間数を確保しています。身体障害、精神障害、発達障害、老年期障害、地域保健など幅広い領域の実習を行います。また、臨床実習は、学生が自宅もしくは下宿から通えるように、すべて近畿圏内にある施設の協力を得て実施しています。知識と技術さらに研究能力を備えた人材の育成在学中に作業療法に必要な知識・技術を習得するだけでなく、研究能力を備えた人材を育成することに力を入れています。3年次より研究法を学び、その研究法の知識を実践すべく4年次の卒業研究を行います。最近では、卒業後、作業療法士として働きながら、本学の大学院にて研究を続ける学生が増えてきています。私達の専攻は学生数がとても少ないです。しかし、その一方で家族の様な絆で仲間と4年間共に苦楽を過ごすことができました。厳しい試験の後に待つ、打ち上げは格別のもので、上級生との交流も盛んに行われました。学園祭も楽しく取り組めるイベントの一つです。また、国家試験に合格する為だけでなく、将来の作業療法の可能性を視野に入れた講義もここならではと感じています。現在、私は大学院に通いながら、作業療法士として医療の限界と可能性を日々感じながら患者さんと充実した毎日を過ごしています。2010年度卒業美喜和会オレンジホスピタル福原 啓太さん作業療法学専攻の特徴はオンオフの切り替えがはっきりできることだと思います。専攻全体の人数が少なく、同級生との仲が深まることはもちろん、他学年と交流する機会が多く、先輩・後輩分け隔てなく話すことができるため、横のつながりだけでなく、縦のつながりも持つことができます。遊ぶときは遊び、勉強するときは勉強する。欲張りだと思いますが、それを実現できるのが府大の作業療法学専攻だと思います。VOICE卒業生に聞く!在学生に聞く!在学生に聞く!平成26年度100100100大阪府立大全国平均10083.787.677.5(%)908070平成27年度平成28年度大阪急性期・総合医療センター、大阪鉄道病院大阪府済生会大阪整肢学院、大手前病院関西医科大学附属病院、大阪発達総合療育センター近畿大学医学部附属病院、京阪病院、箕面市立病院京都武田病院、奈良県総合リハビリテーションセンター神戸市立医療センター中央市民病院西広島リハビリテーション病院、岩国市医療センター医師会病院和歌山つくし医療・福祉センター、大阪府立大学大学院 など4年次生 山中 択真さん平成30年度より、成績優秀者を対象に、通算5年で学士・修士を取得できるプログラムを開設します※※プログラムの利用には諸条件があります。詳しくは入学後にご確認ください。

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