総合リハビリテーション学類パンフレット2021
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●12●内藤 大学院に進学した理由を教えてください。上田 もともと大学時代に内藤先生のゼ長期履修制度や夜間・土曜・夏期の授業開講で社会人の方々に配慮したカリキュラムです。大学院生と指導教員の本音対談4年制大学等他大学修士課程 等博士後期課程研究機関教育機関医療機関企業 等博士前期課程医療系資格を有する社会人   ●理学療法士   ●作業療法士   ●管理栄養士 等入学から修了・就職までのイメージ図(代表例)お問い合わせは 大阪府立大学 羽曳野キャンパス事務所 学生グループ TEL 072-950-2111(内線1531)FAX 072-950-2131ミで、脳波の一種である事象関連電位を使った研究をしていました。卒業後、学会で内藤先生に出会って、「大学院進学を考えているのなら、まず受験することも考えてみたら」と言われて決断しました。内藤 そうだよね。大学時代から大学院進学に興味を持ってくれたことが、進学につながったよね。今やっている研究の内容をもう少しく詳しく紹介してください。上田 脳波を用いた研究ですね。脳波の出るスピードの違いで自分の手と他人の手の違いを見極められるのかを調べる研究です。自分の身体のことが自分の身体と認識できない方に対して、なぜそういう状態に陥っているのかの解明につながったり、あとは運動の錯覚を利用したリハビリテーションにつながるような研究と考えています。内藤 作業療法の分野で基礎研究は珍しいけどね。まだ、誰もやっていない研究テーマだしね。上田 この研究は一見すると、リハビリテーションとのつながりが薄いように思われますけどね。内藤 でも、このテーマに関連した研究発表で、近畿作業療法学会の優秀賞を受賞できましたね。上田 そうですね。ますます、研究に対する意欲がわいてきました。内藤 大きなテーマなので、博士後期課程でさらに深めていきましょう。上田 はい。博士後期課程に進学したので、もっと先に進めたいと考えています。総合リハビリテーション学研究科 臨床支援系領域 内藤 泰男 教授臨床支援系領域 博士後期課程 上田 将也さん

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