キャンパスガイド2020〈現代システム科学域 抜粋版〉
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TOPICS2015年4月から、本学類の学生有志が開発した教科書販売システムが大阪府立大学生協で利用されています。このシステムでは、教科書の注文書を事前にWebで作成する事ができます。教科書販売会場で注文書を書く時の混雑を緩和したいと学生有志が提案し、本学類の教員の助言を受けながら大学生協のニーズを汲んで開発しました。開発した学生が卒業した後は、本学類の後輩達がメンテナンスを引き継いでいます。2018年6月にカナダ・モントリオール国際会議場で開催されたロボカップ世界大会において、知識情報システム学類出身の院生が参加するチーム「HELIOS2018」がサッカーシミュレーション2Dリーグ部門で優勝しました。参加学生のコメント:前回の大会で優勝を勝ち取ることができた分、2連覇へのプレッシャーは大きかったです。多くのチームが対HELIOS用の戦略を練ってくることが予想され、厳しい戦いを想定した開発を進めていました。指導教員のコメント:学生のみなさんがたくさんの時間と労力を注ぎ込んできたことが最高の結果につながりました。2016年6月開催のラーニング・イノベーショングランプリ2016(*)において、本学類の学生が参加するチーム「CEWill」が奨励賞と日本オーディエンス賞を受賞しました。研究グループでは、ヒトの知的活動を活性化したり、潜在的な能力や意欲を引き出すAIの研究を行っています。受賞研究では、多くの日本人が苦手とする第2言語(英語)による会話意欲を、音声対話技術を応用してインタラクティブに高めていくアニメーション・エージェントを開発しました。参加学生のコメント: 研究成果を社会イノベーションに活かすための貴重な経験を得ました。また、同じ分野で最先端研究に取り組むチームと競うことで、研究に対する意識が更に高まる最良の機会となりました。これが「知情」のチカラ! -教科書販売支援システムの開発-知識情報システム学類学類詳細はP.7からロボカップ2018世界大会にて昨年に続き2連勝ラーニング・イノベーショングランプリ2016で受賞全文はWEBから全文はWEBから*ラーニング・イノベーショングランプリは、これまでにない学習・教育方法やスタイル、革新的なラーニングテクノロジーを発掘し、新たな学習・教育環境を提案することを目的とした競技会です。全文はWEBから*ロボカップは、人の操作によって動くロボットではなく、自ら動く自律移動型ロボットによる競技会です。本学は2002年から参加しています。09

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