キャンパスガイド2020〈地域保健学域 抜粋版〉
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60point pick up地域保健学域長奥田 邦晴博士(医療福祉学)専門分野は障がい者スポーツ、障がい者の社会参加・生活支援。日本障がい者スポーツ協会科学委員、日本ボッチャ協会代表理事。Prole看護、リハビリテーション、教育福祉の連携により、新しく豊かな地域社会の構築をめざします。今、我が国は諸外国に例のないスピードで高齢化が進行しています。また、社会構造や疾病構造の変化により、心身に障がいがある人の増加や障がいの範囲も拡大しています。これらへの対応は医療機関だけではなく、地域社会において日々の生活のなかで継続して行われる必要があります。対象の自己実現を生活の側面から支える看護、自らの人生を変革していくための手段を提供するリハビリテーションや人の尊厳と多様性を尊ぶ社会環境をつくりあげていく教育福祉など、さまざまな専門家の連携・協働こそが、生活能力を高め健やかな日常を育みます。地域保健学域では、人を見つめ、考え、社会の理想像を教育・研究に体現化しています。看護、リハビリテーションという医療に関わる領域、さらに社会環境の基盤となる教育と福祉という幅広い学問領域のコラボレーションとして生まれた科目を学ぶことや、分野の異なる友人との交流により、これからの地域保健・福祉のあり方を多面的、総合的に学ぶことができます。これらの学びは、多様性を尊重する概念形成を促すとともに、臨床データ等の情報の評価・分析能力を備え、科学的根拠に基づく高度な医療や教育福祉を提供できるスペシャリストとしての将来への道筋を示すでしょう。新しく豊かな地域社会構築のリーダーとして活躍できるよう本学域で大いに学んでください。人を見つめる。科学的根拠に基づく総合的思考に優れた高度なスペシャリストを育成します。1年次から病院や福祉施設の見学をメインとした演習・実習・フィールドワーク科目を実施。早期体験として位置づけられたこれらの科目を通じ、専門職としての意識や倫理観を高め、将来像を明確にイメージすることができます。少人数制の特性を生かし、授業では、学生による発表やディスカッションを行う機会を豊富に設けています。教育福祉学類の海外インターンシップ科目(海外スタディツアー)では、海外で福祉や保育などの関連施設を見学したり、現地の学生と交流します。看護学類・総合リハビリテーション学類は羽曳野キャンパスで学びます。(1年次には中百舌鳥キャンパスでの授業もあります)教育福祉学類は中百舌鳥キャンパスで学びます。●  ● ● ● ●■国家試験合格率(6資格抜粋)平成30年度実績100.0%100.0%100.0%100.0%100.0%68.2%94.7%88.1%92.8%80.0%95.5%54.7%89.3%81.8%85.8%71.3%60.4%29.9%看護師保健師理学療法士作業療法士管理栄養士社会福祉士府大合格率%(新卒のみ)合格率%(新卒のみ)合格率%(合計)全国60現代システム科学域知識情報システム学類環境システム学類マネジメント学類工学域電気電子系学類物質化学系学類機械系学類生命環境科学域応用生命科学類緑地環境科学類理学類獣医学類地域保健学域総合リハビリテーション学類教育福祉学類看護学類大学院留学・国際交流キャンパスライフ就職・キャリアサポート大阪府立大学の沿革キャンパス紹介

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