キャンパスガイド2020〈地域保健学域 抜粋版〉
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60教育福祉学類TOPICS障害者を支援するための専門職者になりたい。そう思っておられるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。目の前の人を「障害者」、自分がしていることを「支援」、自分自身を「専門職者」と見ることで、見えなくなることはありませんか?「障害者」も誰かを支援し、誰かを救う存在にもなっており、また「専門職者」も様々な生きづらさを抱えています。見方を変えていくと、つまりは「専門職者」である前にひとりの人間としてどうあるべきか、が重要となってくるのです。教育福祉学類には、「教育と福祉が融合した学類ならでは」の教育カリキュラムがいろいろあります。さらに、「ことおこしプロジェクト」(演習科目)や海外研修(スタディーツアー)など、「何を学ぶか」よりも「どう学ぶか」を重視した授業も豊富です。写真は、ニュージーランド海外研修で、現地のオルタナティブ教育施設を見学している様子です。海外からのゲストも多い教育福祉学類では、多文化対応能力を高める機会もあります。知的障がい者の方々に対し教育を受ける場の提供を目的に、大阪府立大学の学生有志が企画・運営を行っている「オープンカレッジ」が、2017年度「障害者の生涯支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞しました。これは、大阪府立大学が日本で初めて実施して以来、全国的に広がっています。運営主体はあくまでも学生ですが、教育福祉学研究センターの教員も顧問や授業の講師として携わっています。障害観を変えてみよう/教育福祉学類 松田 博幸 准教授・三田 優子 准教授2017年文部科学大臣表彰受賞WHAT(何を学ぶか)からHOW(どう学ぶか)へ全文はWEBから全文はWEBから全文はWEBから学類詳細はP.71から70現代システム科学域知識情報システム学類環境システム学類マネジメント学類工学域電気電子系学類物質化学系学類機械系学類生命環境科学域応用生命科学類緑地環境科学類理学類獣医学類地域保健学域総合リハビリテーション学類教育福祉学類看護学類大学院留学・国際交流キャンパスライフ就職・キャリアサポート大阪府立大学の沿革キャンパス紹介

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