工学域2019
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大学院工学研究科機械系専攻● 発光レポーターによる遺伝子発現診断システムの開発● 航空機を利用した宇宙環境利用実験Mechanical Engineeringマイクロマシンからヒューマノイドまで、極限のマシンづくりへの挑戦を─ マイクロマシンや人間型ロボットに代表される先端的極限マシンづくりを実現するためには、工学域で学んだ基礎知識に基づいた上で、新たな挑戦が必要です。 本専攻では、高度な研究設備を用いた実験、高性能コンピュータを利用した解析などの研究活動を通して、機械工学分野における先端的な材料、構造・振動・熱・流体等に関する力学、計測工学、制御工学、環境科学、エネルギーシステム等に関する知識を教育するとともに、これまで実現されていない極限のマシンを設計、開発することができる高度な技術者、研究者を育てます。大学院工学研究科大学院までの一貫教育体制が優れた科学技術者を創出します。 従来は大学学部(学士課程)を卒業し実社会でさまざまな職業に就く学生が主流でしたが、最近は、より高度で専門的な学修・研究を行う大学院へ進学する人が多くなってきています。 大学院工学研究科博士課程の標準的な修業年限は5年で、標準2年の博士前期課程と標準3年の博士後期課程に区分されています。博士前期課程を修了すると修士(工学)の学位を、博士後期課程を修了すると博士(工学)の学位を取得することができます。年度や学年によって若干の相違はありますが、最近では4年生の70~80%が博士前期課程へ進学し、さらにその中の10%が博士後期課程に進学しています。 工学研究科は、6つの専攻で構成されています。それぞれの専攻はさらにいくつかの専門分野から構成されています。学生は、いずれかの専攻・分野に属して講義・演習・実験等を通して各教員の指導を受け、個別の研究テーマに沿った研究を行います。 学業成績の優秀な学生には口述試験(筆記試験免除)のみで受験できる制度を導入しています。また3年生から大学院に進学することも可能になり、さらに大学院の修業年限の短縮も可能です。この他、社会人技術者を在職のまま受け入れる社会人特別選抜制度や、博士後期課程の10月入学制度も実施しています。大学院工学研究科博士前期・後期課程物質・化学系専攻電気・情報系専攻電子・数物系専攻航空宇宙海洋系専攻機械系専攻量子放射線系専攻マテリアル工学化学工学応用化学知能情報工学電子物理工学海洋システム工学機械工学電気情報システム工学航空宇宙工学● 集束イオンビーム加工装置とスーパークリーンルーム● 大気圧非平衡プラズマを用いた電子デバイスの作成量子放射線工学29

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