工学域2019
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課程の学びについて人に優しく地球に優しいフロンティアマシンを─そのスピリットが持続可能な社会実現のためのものづくりを支えています。 最先端のものづくりをともに行いましょう。機械工学課程では、マイクロマシン、高機能ロボット、環境にやさしい次世代自動車、燃料電池に代表される新エネルギーシステム、植物工場など、動くモノから社会を支えるモノまで、最先端の機械システムの研究・開発をめざしており、そのための専門知識を体系的に学ぶことができます。 材料力学、流体力学、熱力学、機械力学を基礎として、機械設計、制御、エネルギー、環境の基礎から応用まで学び、実験、実習で具体的な方法を体得します。卒業研究で最先端の研究・開発に取り組むことで、幅広い分野で活躍できる創造性の豊かな研究者・技術者となる能力を身につけます。 近年、あらゆる「機械」には、高機能化、知能化、システム化等が求められ、更に、複雑化、多様化、複合化する人間活動との調和を十分考慮した機械システムの開発・設計・生産・運用が不可欠となってきています。一方、社会全体での低炭素化への取り組みを背景として、エネルギーの供給とそれに伴う環境汚染の防止を考慮した、人・環境と共存・共生する機械技術、機械システムの確立が求められています。 これらの機械工学における重要な課題を主体的に認識し、その克服・解決を発想し得る豊かな素養、人間性、倫理観を育み、幅広い機械工学の専門教育を身につけた個性と創造性に富んだ機械技術者・研究者を育成します。● 燃料電池内流動の多次元レーザー計測風景● 落下施設を利用した宇宙環境利用実験● スーパークリーンディーゼルエンジンの開発● 学生フォーミュラ28

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