CAMPUS GUIDE 2019
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59教育福祉の実践や政策運営を支える専門職を育成します。本学類は、「教育福祉」学という新しい学問を基礎としています。「教育福祉」学とは、人が生まれ、成長し、そして老いるまで、一生涯にわたる人間の生活と発達を包括的に保障し、支援を行うことに関する学問分野です。社会福祉分野、子ども家庭分野および教育分野をそれぞれ独立した学問領域と捉えるのではなく、互いに密接に関連し、融合したひとつの学問として考えています。そこでは、学校という場と教員養成にかかわる専門性が高まる3・4年次の学びでは、教員1人に対し学生約3人程度の少人数ゼミナールを実現。自らの選択した研究テーマを教員によるきめ細やかな指導のもと、4年間の学修の集大成となる卒業論文として仕上げていきます。徹底した少人数制ゼミナールを実現。「社会福祉士」(国家試験受験資格)、「保育士」をはじめ、「学校教員」「社会福祉主事」「児童福祉司」「身体障害者福祉司」など、教育福祉学類で取得できる資格が全部で11もあります。いま教育と福祉的支援の連携として注目されている、「スクールソーシャルワーカー」の養成課程も用意しています。さまざまな分野で活躍が期待される豊富な取得可能資格。本学類では、全国でも数少ない「スクールソーシャルワーク」教育課程を用意しています。従来にはなかった「教育と福祉の協働」について学修できるカリキュラムと教員を配置し、先端的な学びを展開しています。現代社会でニーズの高まる「教育と福祉の協働」に応える、先端的な学びを展開。教育福祉インターシップBでは、海外研修(スタディーツアー)を通じて、海外における社会、文化、そして教育やソーシャルワーク、さらに様々な協働のシステムを学ぶことによって、見識を広め、洞察力と行動力を身につけることが目的となっています。単にスタディーツアーに参加するのではなく、事前学習や帰国報告会などを通じて、それぞれの学びを深めています。海外スタディーツアー対人支援領域(教育、社会福祉、心理、保健医療など)には様々な職場と仕事の仕方があります。セミナーではバラエティーに富んだ立場の方々、身近な先輩やベテランの先輩からお話をお聞きします。先輩アドバイスセミナー狭い意味での「教育」だけではなく、例えば学校で福祉的な支援を行うスクールソーシャルワークや、青少年や障がい者などを対象とした生活支援、高齢者の生きがい創造など、幅広い内容が含まれます。教育福祉学を学ぶことにより、人と社会に対する包括的視野と福祉・子ども家庭・教育分野における専門的で協働的な実践力を身につけ、地域社会ならびに国際社会において活躍できる人をめざします。教育福祉学類School of Social Welfare and Education71

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