CAMPUS GUIDE 2019
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59電気電子系学類 School of Electrical and Electronic Engineering情報工学課程近年コンピュータは飛躍的にその処理能力が高まり、社会のあらゆる部分にその影響を及ぼしています。そして複雑化する社会に対応するため、コンピュータの担うべき役割がますます重大なものになってきています。そのなかで、人に優しく安全で快適な情報化社会を実現するための知識と技術の修得を本課程では目的としています。知識情報処理システム、知能化システム、情報通信ネットワークシステムなど情報処理技術の飛躍的な発展は、社会構造と生活様式に革新的な変革を引き起こしつつあります。情報工学課程では、情報を高度に活用する技術を開発し、豊かな未来社会を築くため、ハードウェアの実現から、応用面にわたる情報処理技術に関する基礎的知識と、その応用能力を身につけ、人に優しく快適な情報化社会を創造する学問です。●富士ソフト●日本電産●日立製作所●パナソニック●NEC●野村総合研究所●ヤフー●NTT西日本●デンソー●三菱電機●任天堂 ●スミセイ情報システム●大学院進学 など主な卒業後の進路実績想定される進路●高等学校教諭一種免許状(情報)※資格・受験資格(申請中)※文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。幅広い人間性と倫理観を持った技術者・研究者の育成をめざします。また本課程では、数学・物理学ならびに情報理論、論理設計、信号処理など情報科学・情報工学に関する基礎学力を身につけ、これらの基礎の上に、データ構造とアルゴリズム、計算機アーキテクチャ、ソフトウェア工学、プログラミング言語、計算理論、ネットワーク工学などコンピュータに関する専門知識とシステム工学、数理計画法、メディア情報処理、知覚情報処理、計算知能、人工知能など情報処理応用技術に関する専門知識を修得し、創造性豊かで自ら課題探求のできる自立した技術者・研究者の育成を図っています。 数理的思考に基づいた最先端のソフトとネットワーク技術で、インテリジェント社会を創造します。スポーツ中継の分析や人の動きの追跡、文字・音声・画像などを対象としたマルチメディア情報処理技術の開発から、アルゴリズム設計、並列コンピューティング、ファジィ理論、さらには、データマイニング、進化シミュレーション、ネットワークシステム、情報推薦システムなど大規模システムの分析まで、快適で安全な高度情報化社会を切り開くために、国際的な視野で最先端の情報科学分野の教育・研究を行っています。●情報・通信、電気、電力、コンピュータ、自動車など各種企業     ●教員     ●公務員     ●大学院への進学25

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