現代システム科学域 2018
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濵田 駿さん 環境システム学類社会共生科学課程 2014年度入学― 現代システム科学域を受験した理由は?社会学、会計学、経済学、法学、政治学、環境学などといった学ぶことのできる学問の種類が多いからです。学域単位入学では、1年間は所属する学類を検討しながら授業を選択することができます。慎重に学類を選択することができたのは良かったと思います。― 今後どのようなことを学んでいきたいと思っていますか?社会学についてより詳しく掘り下げていきたいと思っています。また、数学が得意なので、大学で学んだ統計学の知識を使い、量や数の面から社会学を見ていくことに興味があります。自力で資料を分析し、資料から読み取った自分の意見を、筋道を立てて表現できる能力も身に付けていきたいです。未来の自分に役立つスキルを学びたいと思います。― 受講した課程の特色を教えてください。社会共生科学課程に配属された学生は、最終的には社会学、言語学、歴史学、哲学の中からどれかを選択して学ぶことになります。環境システム学類演習Ⅰで配属課程(環境共生科学課程、社会共生科学課程、人間環境科学課程から一つ)を選び、環境システム学類演習IIで上の4つの学問(社会学、言語学、歴史学、哲学)にまんべんなく触れ、学びたい学問を時間をかけて選択することができます。― 入学当初と現在では、学習に対する意識の変化はありますか?現代システム科学域で勉強することによって、様々なアンテナを張り巡らせることができるようになりました。そのおかげで異なる分野で学んだことが他の分野で力を発揮されるということを経験し、視野を広げる大切さを改めて感じています。入学当初、自分の学習はまさしく「木を見て森を見ず」でしたが、「木を見て森も見る」という学習に変化しました。右 大輝さん マネジメント学類 2014年度入学― 今後どのようなことを学んでいきたいと思っていますか?専攻している経営学だけにとどまらず、自分の広くなったアンテナに引っかかるものはすべて積極的に学んでいきたいと思います。特に今は、防災・減災に興味を持っており、大学の枠を超えたコミュニティを作り上げています。防災についての学びや、コミュニティを作る経験、また他の様々な学びも将来どこかでつながるだろうと考えながら、日々学習に励んでいきたいと思います。― 入学から現在まで、授業を受けての感想を教えてください。これまでの高校等の授業とは異なり、大学で教えてくださる先生はその道のプロで、しかも最先端を走っている人たちばかりです。積極性を持って授業に臨むと、得られるものはかけがえのないものとなります。個性的な先生も多く、その授業は飽きることがありません。3年次になると専門的な科目も増えてくるので、また新たな先生や分野との出会いを楽しみにしています。― 入学当初と現在では、学習に対する意識の変化はありますか?入学当初は授業に慣れず、出された課題をこなすのが精一杯でした。しかし、授業にも慣れ、知識をつけていくと、さらに深く知りたいと思うことが増え、気になったことや興味のあることを自ら調べて学ぶことが多くなってきました。積極的に勉強することで、受け身の授業では分からなかった、学ぶことの楽しさを知り、充実した時間を過ごせるようになったと思います。北市 彩夏さん   マネジメント学類 2014年度入学― 今後どのようなことを学んでいきたいと思っていますか?私は法律、特に税法に興味があります。 私たちが教育を受けられ、上下水道を安価な料金で利用できるのは税のおかげです。しかし高齢者対策を含め、これらの公共サービスの増大は、国民の税負担の増加につながっています。今後はゼミを中心に税法を学び、これらの社会問題についてどうすべきかを探っていきたいと思います。― 入学から現在まで、授業を受けての感想を教えてください。授業では、社会の仕組みや問題を深く考える機会があり、多くの知識を組み合わせて考えることや、その考えを人に伝える力の大切さを学んできました。様々な分野をこの学域で勉強してきたことで、様々な角度から物事を見ることができるようになり、ゼミの授業でプレゼン力やレポートを書く力も身についたので、入学当初と比較し、大きく成長できたと思います。大北 茉由さん   環境システム学類環境共生科学課程 2014年度入学― 現代システム科学域を受験した理由は?「海が好きだ」という冒頭で始まる志望理由書を提出するほど、海が好きでした。ある海で年々生息する生物種の変化に気づいた私は、「地球温暖化」を切り口に、環境問題に対する興味を持ち、また父の仕事の関係上「ゴミ資源」に対する関心もありました。そんな中、現代システム科学域のパンフレットや説明会を通して、環境問題を多面的に学びたいと考え、この学域に決めました。― 今後どのようなことを学んでいきたいと思っていますか?課程配属が決まり、専門的な講義を受講できるようになりました。入学当初から興味のあった海域や陸域から環境問題について学びたいという気持ちは変わりません。さらに言えば、幅広く多面的に環境問題に関する知識や思考力を身につけ、それを得た上で演習授業などを通して、外部発信をするために必要とされる「説明力」や「人々を巻き込む力」等も身に付けたいです。― 受講した課程の特色を 教えてください。環境共生科学課程では、環境問題に対して理系分野、文系分野、複合分野からのアプローチが可能です。この課程を希望する人全員が理系という訳ではなく、私のように文系でも興味は理系分野に向いている、という人もいます。自分の選択した講義や分野次第で、自然科学系寄り、社会科学系寄り、もしくは複合領域から、といったように学び方を自分で決められるという点が特色だと思います。学域入学学類入学学域入学学類入学08

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