CAMPUS GUIDE 2018
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ユーグレナ(ミドリムシ)が細胞内に蓄積する油脂(ワックスエステル)合成系の代謝改変に世界で初めて成功し、2015年4月10日 大学からプレスリリースを発信しました。このユーグレナの代謝改変は、ワックスエステルを原料としたバイオ燃料の凝固点を下げることにつながり、バイオ燃料生産技術への進歩につながる重要な成果となります。この研究を行ったのは大学院生命環境科学研究科の中澤昌美先生。府大OGでもある、笑顔の素敵な先生です。今回、Webマガジン「ミチテイク・プラス」の取材として、ミチテイクメンバーの岩井麻美さんとともに中澤先生にいろいろなお話をお伺いしました。-受験の際、なぜ府大を選ばれましたか?小学校高学年の頃から理科の実験が好きで、「バイオテクノロジー」を勉強したいという気持ちがありました。調べてみると、「農芸化学」がどうやらバイオテクノロジーに近いらしい、ということが分かってきて。農芸化学を学ぶことができる大学を調べてみてそこに府大も入っていたんですけど、わたし堺生まれ堺育ちなんで、電車の窓からいつもこの大学の馬術部のお馬さんを見ていたんですね(笑)。そこで初めて、ずっと何気なく見てきた場所の「名前」と「やっていること」がリンクして、身近でかつやりたい分野ができるという理由で府大への進学を選びました。 -府大で過ごした学部生、院生生活で、 印象に残っていることを教えてください。研究室に入る前の学部生時代と、院生になって研究室に配属された後とで、「学生生活」の印象がまったく別のものになったことに驚きました。学部生時代はハンドボール部に所属していたので部活と講義を中心に、院生時代はまさに「1日中研究漬け」、そんなまったく違う2つの生活を楽しんで過ごせたのは貴重な経験だったなと思います。学生が選ぶステキな先生教員情報データベースhttp://kyoindb.osakafu-u.ac.jp/search?m=home&l=jaシラバスhttp://www0.osakafu-u.ac.jp/syllabus/メディアに発信している研究成果http://www.osakafu-u.ac.jp/category/news/publicity-release/Webマガジン「Mich Take+(ミチテイク・プラス)」より抜粋中澤 昌美 助教中澤 昌美 助教なかざわ まさみFromMICHITAKERs続きはWebマガジン「Mich Take+」へ府大OG様々な講義があります!多くの研究者が在籍!多くの高度・実用的研究成果も!「気負わずに、自然体に!」ユーグレナ研究・中澤昌美先生http://michitake.osakafu-u.ac.jp/2015/05/01/masaminakazawa/70

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