CAMPUS GUIDE 2018
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大阪府立大学の教育システム共通教育・基礎教育と、専門分野の学びを効果的に結びつける本学の4年間(獣医学類は6年間)の学びは、幅広い教養と専門性の確立、さらに各自の専門の枠を超えた学際的な知識を身につけることを通して卒業後も生涯にわたって学び、成長できる学生を育てることをめざします。そのために1年次は、共通教育科目と専門基礎科目を中心に学び、専門科目は学域学類の学問の基盤となる科目を受講します。一部の学類を除いて、2年次以降に専門(課程)を選択する経過選択型になっています。また、副専攻プログラムを数多く提供することにより、専門の枠を超えた学びを実現できるようになっています。さらに、大学院への進学を教育システムの一部として捉え、長いスパンでより専門性を磨いていけます。1年次から全学域共通で履修する科目です。単に知識の習得だけではなく、大学での主体的な学びへの転換を図るとともに情報・外国語などの技能を磨き、幅広い教養を身につけるとともに問題解決力を育成し、専門科目につなげていきます。共通教育科目・理系専門基礎科目は全学の教員のサポートのもと高等教育推進機構が運営します。導入科目外国語科目英語/ドイツ語/フランス語/中国語/朝鮮語教養科目人文社会科学系/自然科学・複合領域系/教養展開健康・スポーツ科学科目情報基礎科目教養教育・専門基礎教育の充実初年次ゼミナール学入4学域13学類共通教育科目導入科目/教養科目/外国語科目/健康・スポーツ科学科目/情報基礎科目1年2年課程を設置している学類の学生は、2年次からいずれかの課程に配属されます。課程配属は、本人の希望と修得した科目の成績などにより決められます。※課程配属英  語  教  育  を  充  実ゼミナールとは15~20人の少人数で学生が先生を囲んで特定のテーマについて討論を重ねながら、研究していくグループ学習のことです。大阪府立大学では1年生前期の全学必修科目として初年次ゼミナールを導入しています。90以上のテーマから受講ゼミを選ぶことができ、1つのテーマについての議論に自発的に関わることで、大学生活に必要な『能動的な学びの姿勢』をスタートの段階で身につけることができます。全学域が一緒に受講するので、学域を超えて仲間ができる!選べるテーマは90以上!専門基礎科目学生が高度な専門科目へスムーズに移行できるように、理系または医療・保健の基礎を固める基礎科目を設けています。医療・保健基礎科目理系基礎科目数学/情報/物理学/化学/生物学/地学理系の基礎知識を修得するために、主体的かつ能動的に講義・演習・実験の各種科目を学びます。そして、専門分野の研究を進める際に必要となる基礎的スキルを身につけます。地域保健学域看護学類・総合リハビリテーション学類の基礎として、人間を深く理解するための科目を設定。生物学的、心理学的、社会学的観点から学び、多面的に理解することをめざします。1年生前期の全学必修科目として、1クラス15~20人の少人数ゼミナールを導入。グループディスカッションや課題発表などを通じて、これからの学びに不可欠な自発的な学習スキルを身につけます。スポーツを中心とした活動を通じて、生涯にわたり心身の健康を維持し、より健康な状態を得るために必要な知識と実践方法について知識を深めます。また、健康科学やスポーツ文化が果たす役割について学びます。大学での学修・研究活動に必要な情報処理の基礎的な知識と技能を養います。また、情報化社会の一員として身につけるべきコミュニケーション手法や情報倫理についても修得をめざします。多様な学問分野にわたる科目を設置し、多角的な視点から課題を考える力を養います。また、少人数のゼミナールを設置し、議論や発表を通じて、より積極的な学習をめざします。自らの研究成果を国際社会に向けて発表する力を養うため、「Academic English」科目を導入。また、英語に加えて、初修外国語についても学ぶことができ、世界の多様性の理解に結びつけていきます。共通教育科目初年次ゼミナール“初年次ゼミナール”って何?入学して初めての『ゼミ』専門基礎科目理系基礎科目/医療・保健基礎科目※現代システム科学域については別(高等教育推進機構・地域保健学域)(高等教育推進機構)(地域保健学域)(高等教育推進機構)        03

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