CAMPUS GUIDE 2018
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バイオサイエンス・バイオテクノロジーにかかわる専門職業人の養成をめざし、その化学的な側面を重視した教育研究を行います。生化学・分子生物学、有機化学、物理化学、微生物学などの基礎的な科目を学び、動物、植物、微生物などあらゆる生物の生命現象や生命維持機能の仕組みなど生命科学の理論について分子レベルでの理解を深めます。また、化学に関する知識や分析法を駆使することにより、生物資源や生命機能を生活や産業さらには環境保全・修復などに利用するための応用領域についても学修します。さらに、食品の製造、加工、貯蔵から食品衛生、健康科学に至る幅広い知識を学ぶカリキュラムコースとして「食品安全科学プログラム」を設け、食品産業や健康産業、食品安全行政などで活躍できる人材も育成します。次世代のバイオサイエンスを担う人材を育成1・2年次3年次以降有機化学、生化学、分子生物学などバイオサイエンス、バイオテクノロジーの基礎となる科目を履修します。また、生体試料の取扱いや分析方法などの基礎的な実験技術を取得します。応用面を重視した専門性の高い教科を履修するとともに、遺伝子操作などの先端的な実験・研究を体験し、広範な応用生命科学領域で活躍するために必要な、高度な知識と技術を身につけます。食品安全科学プログラム食品化学、食品製造学、さらに食品衛生学や公衆衛生学など、食品や食環境にかかわる幅広い科目を履修し、食品分野の専門職業人をめざすためのカリキュラムコースです。3年次よりスタートします。食品衛生管理者・食品衛生監視員としての資格取得をめざすための科目も充実しています。バイオサイエンス・バイオテクノロジー、資源植物学、栽培学、バイオインフォマティクスなどを学修し、資源植物を生活の向上と健全な環境の創成に利用できる専門職業人を養成します。本課程では、生化学・分子生物学、遺伝学などを基盤として植物機能の分子レベルでの解析・改良などをめざす学問領域と、新しい機能を持った資源植物の開発や植物による有用物質生産、資源植物の性能評価や増殖技術、持続的利用のための栽培技術などを扱う学問領域について、体系的な専門教育を行います。さらに「食生産科学副専攻」と「植物工場科学副専攻」を開講し、食の安全を検証できる人材と植物工場専門技術者を育成します。限りない植物の可能性でヒトの未来を拓く1・2年次植物バイオサイエンス課程3年次以降共通教育科目および専門基礎科目とともに、植物バイオサイエンスを学ぶために必要な植物の「しくみ」について理解を深めていきます。また、植物の複雑な生命現象の理解に必要な分子生物学などの研究手法を身につける実験と、温室や圃場で植物のパフォーマンスを理解するフィールド実習が始まります。3年次になると、より専門的で応用的な講義と、植物科学に関わる実験により、専門分野の知識と技術を高めるとともに、卒業研究の準備としての演習が始まります。4年次は卒業研究がスタート。3年次までに学んだ知識と技術を活用して植物科学の疑問を実験的に解き、人に説明する力を身につけます。教員によるマンツーマン指導のもと取り組みます。食生産科学副専攻植物バイオサイエンス課程と獣医学類が共同で行う2年次からの教育プログラムです。植物と動物の特性の相違点や類似点を理解すること、食料そのものに対する科学的な理解を深めることを目標にした両者の交流型教育プログラムと、「食料」の生産、加工、流通、消費に至るフード・システムと食のリスク・マネージメントの実際を理解することを目標とした両者の融合型教育プログラムを行います。植物工場科学副専攻生命環境科学領域の「植物工場科学」、「植物環境調節学」、工学領域の「バイオプロダクション工学」、「生産システム工学」などの講義科目に加えて「植物工場実習」と「植物工場科学演習」の実習・演習科目を履修し、植物工場に関する専門知識と技術を身につけます。主な卒業後の進路実績●日本ハム●フジッコ●プレミアムキッチン●メニコンネクト●宇治電化学工業●興和新薬●オージス総研●大和農園グループ●チュチュアンナ●メディカル・コンシェルジュ●大阪府庁 など主な卒業後の進路実績●日本食品分析センター●マリンフーズ●協和発酵キリン●みずほ情報総研●大阪府立環境農林水産総合研究所●日本郵政グループ●NTN●不二家●大阪府人事委員会●品川区役所 など(平成27年度)(平成27年度)応用生命科学類 School of Applied Life Sciences生命機能化学課程■本学大学院進学率■就職・他大学院進学67.2%■本学大学院進学率■就職・他大学院進学65%35

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