大阪府立大学キャンパスガイド2021
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59知識情報・環境・マネジメントの知識を融合させて、持続可能社会の実現をリードする人材を育みます。次世代のシステムテクノロジーと多分野の専門知識を融合させ、未来のサービスを創造します私たちの社会を資源やエネルギーだけでなく、人という観点からも持続可能なかたちに変えていく、それが現代の課題です。現代システム科学域は、この課題に取り組む人を育てるため、3つの学類を用意しました。人と情報ネットワークの明日を構築する、知識情報システム学類。自然と人が共存するための環境を創造する、環境システム学類。社会の新しいあり方を模索する、マネジメント学類。それぞれの専門分野を中心に、知識科学、情報システム工学、環境科学、現代思想、心理学、経済学、経営学、生産システム科学などの複数の分野を組み合わせて学び、さまざまな分野の「つながり」について理解を深めます。さらに、学んだ知識を適切に活用する力を磨いていくことによって、さまざまな方向から問題にアプローチする力を身につけます。それが私たちの考える「システム的思考力」です。このシステム的思考力が現代の課題を解決するために必要とされているのです。インターネットやコンピュータなど情報通信テクノロジーについて学ぶとともに、知識科学、情報システム工学をベースにして、環境科学、社会科学、経済・経営科学、材料情報科学、保健・医療、教育など幅広い分野の専門知識を学修します。情報システムと社会システムを融合させ、サービスを科学的に捉え、革新的な情報システムを創出できる力を育みます。現代システム科学域College of Sustainable System Sciences■現代システム科学域 学びのフィールド知識情報システム学類自然・社会・人間に関わる分野を横断的に学びながら現代の環境に関する課題解決に取り組みます地球温暖化などの自然環境の問題、貧困や宗教対立などの社会環境の問題、こころの問題などの人間環境の問題といった、現代の多様な問題に対し、自然・社会・人間を対象とするさまざまな学問を融合させ、多面的なアプローチで解決へと導く力を育みます。本学類は「環境共生科学課程」「社会共生科学課程」「人間環境科学課程」の3つの課程を設置しており、課程配属は2年次後期です。環境システム学類多様な学問領域の相乗効果によりシステム的思考力とマネジメント力を修得します少子高齢化や経済のグローバル化、地方分権化などの現代社会の大きな変化に対し、経済学、経営学、法学、経済データサイエンス、会計学、生産システム科学という、これまでの学問領域を超えた融合的な学びを展開し、これからの経済社会の発展に貢献できる実践的・創造的能力を育みます。本学類は「マネジメント課程」「経済データサイエンス課程」の2つの課程を設置しており、課程配属は2年次前期です。マネジメント学類マネジメント学類環境システム学類知識情報システム学類P.07P.10P.1605

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