大阪府立大学キャンパスガイド2021
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59環境システム学類 School of Environmental System Sciences環境共生科学課程自然環境科学分野の専門知識・技術の修得を中心に学修し、生態系の中で、人が共生するシステムについて考えます。想定される進路■中学校教諭一種免許状(社会)■高等学校教諭一種免許状(公民)■日本緑化センター認定 自然再生士補資格・受験資格■サービス業■金融業■情報通信業■公務員■中学・高等学校教員■大学院への進学生態系という共生のシステムは、海、山はもちろん、砂漠にさえ存在しています。それらの自然環境の上に、人間は都市を築いてきました。そして、私たちの都市生活は、人間を含む生態系にいくつもの問題を引き起こしています。これらの問題を解決するために、環境共生科学課程では自然のシステムを理解し、自然環境の中で人間が共生するシステムについて考えます。具体的には、1年次において学域・学類共通科目である各課程の入門科目を履修し、領域横断的な視点を形成。2年次には、「海洋・陸域環境生態学」や「環境政策学」、「環境社会学」を学修し、学際的な知識や方法論を修得します。さらに、「異文化の理解」や「文化と共生」、「文化と景観」などの文系的科目と「公衆衛生学」や「地球環境の化学」、「地域・都市環境学」といった理系科目をバランス良く履修。3年次からは、「環境アセスメント学」や「環境再生学」など、より専門性を高めていきます。これらにより複数分野の方法論を理解し、実際の環境問題に対応できる能力を養います。13

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