公立大学法人大阪府立大学

創薬シーズ事業化コンペティションで 本学教員が最優秀賞を受賞

更新日:2018年3月27日

創薬シーズ事業化コンペティションで 本学教員が最優秀賞を受賞

大阪府立大学 大学院 生命環境科学研究科の中嶋 秀満 准教授が2018年2月13日に行われた創薬シーズ事業化コンペティション(主催:大阪府)(解説)で最優秀賞を受賞しました。

このコンペティションでは、関西を中心とした大学から選出された事業化を目指す8つのシーズについて研究者が発表し、バイオを手掛ける著名な12のベンチャーキャピタル(VC)から参加した投資家が審査を行いました。

その結果、研究およびビジネスの両面から評価を得て中嶋准教授の研究テーマ「難治性脳神経疾患の革新的独自シーズ―GAPDH凝集阻害薬―」が最優秀賞を受賞しました。

【主催】大阪府

【共催】関西医薬品協会、公益財団法人都市活力研究所、公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団、大阪商工会議所

受賞内容の概要

グリセルアルデヒド3リン酸脱水素酵素(GAPDH)は、様々な難治性脳疾患の病巣中に不溶化・沈着していることが報告され、その病態形成への関与が指摘されている。中嶋准教授は、GAPDHが老化や虚血に伴う酸化ストレスにより凝集体を形成し神経細胞死を誘導すること、GAPDH凝集体が脳卒中やアルツハイマー病の病因になっていることを発見。さらにGAPDH凝集メカニズムを解明し、世界で初めて、阻害剤の創製に成功。病態モデルマウスで有効性が確認されていることから治療薬としての開発を進行中。

中嶋 秀満 准教授のコメント

受賞された中嶋准教授

大変ありがたい賞を頂戴し心から感謝申し上げます。

これは産学連携部門を含めた府大チーム全員の成果であると思います。今はまず情報発信して研究成果を知って頂かないことには前進できませんので、今回の受賞は絶好の機会です。

製品化を実現できる創薬シードであると自信を持っております。

このチャンスを逃さず、今後も鋭意努力して参ります。

用語解説

創薬シーズ事業化コンペティション

大阪・関西の事業化に関心のあるベンチャーキャピタル等の事業者とのマッチングによりシーズの事業化を進めることで、大阪へのライフサイエンス関連企業の集積を促進し、ライフサイエンス産業のさらなる振興を図ることを目的に行われた大阪府主催のコンペティション。採点項目は、新規性・独創性、市場性、成長性・将来性、実現性の4つ。

お問い合わせ

大阪府立大学 研究推進本部 研究戦略室 URAセンター 井上 忠弘

Tel 072-254-9128