大阪府立大学

学長メッセージ「大阪モデル レッドステージ(非常事態)移行をうけて」

更新日:2020年12月4日

学生の皆さんへ

大阪府立大学の皆さん、学長の辰巳砂です。元気に学生生活をおくっておられることと思います。さて報道等でもご承知の通り、新型コロナウイルスの感染が11月以降、拡大傾向にあります。特に大阪府では重症者が増加しており、医療崩壊が現実味を帯びてきました。

こうした現状を踏まえて、大阪府は、「大阪モデル」で示すレッドステージ(非常事態)への移行を決定し、大学等へは、これまで(イエローステージ段階)の措置に加えて、「できる限り、不要不急の外出を自粛すること」の要請を出しました。

「不要不急の外出の自粛」に込められた思い。皆さんは、お分かりですよね。

この決定の背景には、大阪府下での新型コロナウイルス感染者の急激な増加があるだけでなく、これによって府下の医療機関に大きな負担がかかっていることが挙げられます。

外出や移動の機会が増えれば、新たな感染者を発生させるリスクは増加します。あなた自身も感染するかもしれません。新たな感染者の発生により、医療機関は圧迫され、従事する医師や看護師の疲弊にもつながります。

各自が、自分一人の事と考えず、社会全体の感染の広がりを防止する、という考えに立って行動を変容する必要があります。自らの安全と社会の安寧のために、今一度、その行動が必要か、考えてみてください。皆さんの思いやりが感染拡大と医療関係者の疲弊を防ぐことにつながります。

大阪が危機に瀕する現在、皆さんと一致団結して、この危機を乗り越えていきたいと強く思っています。不自由な面があるとは思いますが、大阪が困難に直面している状況を理解し、各自が自覚のもと良識ある行動をとるものと確信しています。

大阪府立大学 学長 辰巳砂 昌弘

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