大阪府立大学

学生と協働して「子ども向け読書感想ノート」を製作!

更新日:2020年4月20日

読書ノートの写真

本学ではこのたび、キャンパス近隣地域の子どもたちとのコミュニケーションを通じた地域貢献の推進を目的として、「子どもたちに楽しく本を読んでもらおう」という想いで学生と協働し、オリジナルの読書感想ノートを製作しました。読み終わった本の冊数の見える化や、保護者の方とのコミュニケーション要素を含めるなど、子どもが読書を楽しめる工夫を施しております。

非売品とし、2,000冊製作(無くなり次第、配布終了)。一連の新型コロナウィルス感染拡大防止措置が沈静化した後に、本学が実施する予定のキャンパス近隣の子ども向けイベント等で、参加記念品として提供する予定です。

読書感想ノートのポイント

  • 大阪府立大学が学生と「子ども向け読書感想ノート」を製作
  • おうちの人と一緒に読書を楽しむコミュニケーションツール
  • 本学が実施する各種子ども向けイベント(注意)にて配布予定

(注意)新型コロナウィルス感染拡大防止のための自粛措置の解除後に実施するイベントを想定

製作に関わった学生のコメント

高田 妃菜〈たかだ ひな〉さん(現代システム科学域 マネジメント学類 4年) 

どんなノートだったら子どもたちが楽しんで使ってくれるかを考え、自分が小さかった頃のことを思い出しながら作成に携わりました。また、小学生時代に読んだ本で特に印象に残っている日野原先生の本をおすすめさせていただきました。この本を読めば、どんなことを考えていれば、素敵な生活が送れるのかがわかると思います。

このノートが、楽しく本を読む習慣をつけるきっかけになればいいなと思います。

松村 菜沙〈まつむら なさ〉さん工学域 物質化学系学類 3年) 

小学生のとき、私の読書を見守ってくださった先生がいました。だからこそ、今も私は読書が好きなんだと思います。同じように、このノートが子どもと大人のコミュニケーションの架け橋になってもらえたら嬉しいです。

読書は広い世界へ目を向ける入り口です。子どもたちがこのノートを活用して、楽しみながらたくさん本を読んでくれることを願います。

「読書感想ノート」の企画ポイント

  1. 学生が子どもたちにオススメする本を紹介し、子どもたちが本に興味を持ってもらえるような導入部分を作った。
  2. 保護者が、子どもの読書感想文に対する感想を書く交換ノートの要素と、裏表紙の図を塗りつぶすことで読んだ本の冊数の見える化を取り入れた。子どもたちの読書に対する意欲をアップさせる狙いがある。

SDGs達成への貢献

SDGs4のアイコン

大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。

本研究はSDGs17のうち、「4:質の高い教育をみんなに」に貢献しています。

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