学生の皆さんへの緊急提言
更新日:2020年4月3日
学長 辰巳砂 昌弘
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。無症状の感染者が多く、感染経路の特定できない感染者が増加しています。大阪は、1週間前、2週間前とは明らかに状況が異なっていて、いつ感染爆発が起きても不思議ではないところまで来ています。皆さんの中にはすでに潜伏期の方がおられるかもしれません。
皆さんが「絶対にうつらない、絶対にうつさない」という信念を持ち、行動しましょう!「神経質になりすぎる」という意識は、今となっては通用しません。世界的なウイルスとの戦いの中で、これからの社会を担っていく最高学府の学生として、良識ある行動を期待しています。
感染経路と予防策
- 接触感染:可能性が最も高い。
予防策:(1)ものに触らない 、(2)自分の顔を触らない、(3)頻回に手洗い・アルコールで手指を消毒する - 飛沫感染:飛んでくる唾液からの感染。2 メートル以上は飛ばないし、すぐに地面に落ちるので、直接浴びない限り安全。
予防策:(1)人混みではマスクをつける、(2)マスクの表側を触らない(外すときも) - エアロゾル感染:飛んでくる粒子は飛沫より小さいので、一定期間(約3時間)空気中を漂う。
予防策:2 の予防策以外に (1)換気を頻回に
上記、予防策全部と、(1)お茶や水を持参し、10 分おきに口ぶくぶく後飲み込む(口内のウイルスを胃に洗い流す)、(2)うがい励行
感染拡大防止策
ウイルスを持ち込まないために次の注意を守ってください。
まずは、4 月19 日までは、
- 不要不急の外出を避ける
(1)室内で人が集まるところに行かない:イベント、カラオケなど
(2)人との密着した外食・会話など - 集会・イベントなどの開催自粛
やむを得ず、以上の注意が守れない状況(説明を求める場合があります)にあるときは、
- 手洗い・アルコール消毒の励行
- マスク着用
- 咳エチケット
を必ず守ってください。
4月2日時点での大阪府の状況もご覧ください。