大阪府立大学

大阪府立大学・大阪市立大学学生団体「Honaikude」が大阪・関西万博関連イベントにブースを出展

更新日:2019年12月5日

2019年11月24日、大阪 堂島リバーフォーラムにて、2025年の大阪・関西万博に向けて若者たちが共に集い考えるイベント「inochi Gakusei Mirai Forum 2019 × mini WAKAZO Pavilion」が開催され、大阪・関西万博に向けて活動する大阪府立大学・大阪市立大学の有志学生によるプロジェクトチーム「Honaikude」がブースを出展しました。

このイベントはinochi学生プロジェクト、WAKAZO、一般社団法人inochi未来プロジェクトが共催したもので、ホールでのフォーラムとギャラリーでの展示で構成されたイベントです。Honaikudeはmini WAKAZO Pavilionの「ROOM2:2030年の受け継ぐ」エリア内に宇宙をテーマにしたインタラクティブ・アートを出展。「手だけを宇宙空間に転送する」というアイデアの模擬装置を用いて宇宙空間がいかに厳しい環境かを体感する事で、「ハビタブルゾーン」と称される生物が暮らせる領域がいかに貴重で奇跡的な条件であるかを訴求しました。

Honaikudeメンバーのコメント

森本 優子さん(現代システム科学域 環境システム学類 人間環境科学課程4年)

Honaikudeの最終目標は大阪万博でのパビリオン出展です。現在はパビリオンのテーマについて精査する段階なのですが、いくつかあるパビリオンのアイデアがある中で今回は宇宙をテーマにした展示物「手専用宇宙専用機ver7.02」を作成しました。

イベントへの準備は時間との勝負でした。空間設計班、構想班、システム開発班、説明パネル班などチームを組み、毎日のように続いた終電までの展示物作成、チーム間での連携会議などを通して、なんとかイベント当日に、出展まで漕ぎ着けることができました。様々な分野の優秀な学生が全力で取り組んだからこそ展示物を通して、「大阪の学生の本気」魅せることが出来たと感じております。

今回出展して良かったと思う点は沢山ありますが、その中の1つとして、多くの高校生との交流です。目をキラキラさせて宇宙に関する質問を投げかける高校生、そしてそれに答える宇宙を専門に学んでいる学生、そんな光景に、私たちの活動がより若い世代の宇宙に関心を持つきっかけとなる可能性を見出しました。イベント終了後、今回の展示物「手専用宇宙専用機ver7.02」を活用してより多くの高校生や中学生に宇宙の魅力を伝える活動を検討してはどうか、という意見が団体内で出てきております。今回の活動を通して、メンバー一人一人がより主体的に行動し、Honaikudeの活動の幅が広がることを期待しています。

今後もHonaikudeは大阪万博でのパビリオン出展に向けて様々な活動に意欲的に取り組んでまいります。

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