大阪府立大学

第26回留学生日本語弁論大会を開催

更新日:2019年11月26日

2019年11月2日(土)、白鷺祭2日目に、第26回留学生日本語弁論大会(主催 大阪府立大学、大阪府立大学留学生後援会)を開催しました。

国際交流会館I-wingなかもずにて、7つの国と地域、10名の留学生弁士たち(アメリカ、台湾、中国、ノルウェー、バングラデッシュ、フランス、ベトナム)が、「日本人との交流経験」というテーマで日本語による熱意のこもった個性豊かなスピーチが繰り広げられました。

審査の結果、金賞はソン イミンさんに決定し、各賞を受賞した学生らに表彰状とトロフィーが授与されました。上位3名の留学生は2019年11月17日に開催される第3回三大学留学生日本語スピーチコンテスト(主催 大阪府立大学、大阪市立大学、関西大学)に代表として出場します。

審査結果

氏名 出身国
金賞 ソン イミンさん(人間社会システム科学研究科) 中国
銀賞 ルグイック ジュリアンさん(工学研究科) フランス
銅賞 ハッサン エムディー メヘディさん(生命環境科学研究科) バングラデシュ
審査員特別賞 オガタ カケルさん(工学域) アメリカ
努力賞 チョウ シーロンさん(生命環境科学域) 台湾

本大会では第1部として、卒業した元留学生の講演が行われました。講演者は、本学工学研究科物質・化学系専攻博士後期課程を2017年9月に修了し、現在は信州大学繊維学部で博士研究員(ポストドクター)として研究活動に従事されているマイ フォン トゥさん(ベトナム出身)です。

大学生活や日本での就職活動の助言などについて、日本在住歴7年の経験をもとに語っていただき、在学生らとの質疑応答も行われました。留学生のみなさんも、卒業・修了後研究者としての道を考えているかたもおられ、先輩のマイ フォン トゥさんの話はとても参考になったようです。

そして講演の最後には、後輩たちを勇気づける力強いメッセージも伝えられました。

また30分間の審査の時間中、大阪府立大学留学生総会(ISA)の活動紹介や、3名の留学生のパフォーマンスが観客のみなさんを楽しませてくれました。中国からの留学生ヘン チゲイさんによるピアノ演奏、ラオスからのオウアンサビンサク ボウヤンさんによるギター弾き語り演奏、中国からのヨウ ヨウさんによるボーカル独唱です。聴衆のみなさんも思いがけぬパフォーマンスに、拍手喝さいでした。

このような弁論大会をひとつのチャンスとして、多くの留学生たちが日本滞在中に、日本語や日本文化を学びながら様々な経験を積んで、成長してくれることを願ってやみません。

なお、第26回留学生日本語弁論大会は堺市、堺市内ロータリークラブ、国際ソロプチミスト堺の後援と、大阪府立大学留学生総会(ISA)、大阪府立大学国際交流サークル オリオンの協力で開催されました。

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