大阪府立大学

辰巳砂学長が「第60回電池討論会」に登壇、本学学生が電池技術委員会賞を受賞

更新日:2019年11月22日

2019年11月13日(水)~11月15日(金)に国立京都国際会館で行われた第60回電池討論会(主催 公益財団法人電気化学会 電池技術委員会)に本学の辰巳砂 昌弘 学長が登壇しました。

電池討論会は、電池、燃料電池、キャパシタに関して、材料からシステムの川上から川下まで幅広い分野の研究成果の報告・討論がおよそ500件行われ、国内外から約2,500名が参加しました。辰巳砂学長は、ナショナルプロジェクト合同セッションで講演し、自身がチームリーダーを務めるJST-ALCA-SPRINGプロジェクト全固体電池チームの研究開発状況について説明しました。

また当日は、電池技術委員会賞等授賞式も行われ、本学大学院工学研究科物質・化学系専攻博士後期課程3年の乙山 美紗恵さんが電池技術委員会賞を受賞しました。この賞は、電池の研究・開発に顕著な貢献を行った、または将来貢献することが期待される40歳以下の研究者・技術者3人に毎年授与されるもので、これまでの多くは大学教員、公的研究機関の研究員、企業の研究者・技術者に贈られています。大学院生が受賞するのは極めて希で、しかも女性としては初めての快挙です。

さらに同会場では2019年度ノーベル化学賞を受賞した吉野 彰 博士による受賞記念講演も行われました。

辰巳砂学長のコメント

NEDO、JST、MEXTが実施している蓄電池関連の国家プロジェクトの合同セッションで講演させて頂きました。リチウムイオン電池の研究開発でノーベル賞を受賞される吉野彰先生の記念講演の直前に、ポストリチウムイオン電池の最有力候補である全固体電池に関して講演させて頂くことは、私にとって大変名誉なことでした。電池技術委員会賞を受賞した乙山美紗恵さんは、私の所属していた研究室の学生であり、かつリーディングプログラムの2期生でもあるのですが、この名誉ある賞を最年少で受賞することが出来て、本当に嬉しく思います。

乙山さんのコメント

この度、電池技術委員会賞という、電池研究において大変名誉のある賞を頂くことができ、大変光栄に存じます。また、最年少かつ女性で初めて受賞することができ、驚きとうれしさが入り混じっております。熱心にご指導くださいました辰巳砂 昌弘 先生、林 晃敏 先生、作田 敦 先生、ならびに研究室のメンバー、研究をサポートしてくださった企業の皆様に心より感謝申し上げます。また、授賞式には母を招待することができ、ドクターに進学して活躍している姿を見せることができたので、親孝行できたのではないかと思っています。まだまだ未熟者ではございますが、今後もますます電池研究に貢献していき、イノベーションを起こしていきたいです。

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