大阪府立大学

本学留学生が岬町を訪問し、小学生との交流やホームステイを体験

更新日:2019年1月29日

本学の留学生が研修で大阪府最南端にある岬町を訪問し、小学生との交流や、ホームステイ体験をしました。

本学は2011年に岬町と包括連携協定を締結し、国際交流においては、留学生の学外研修等で交流を行っています。今回の交流は、平成30年度独立行政法人日本学生支援機構「留学生地域交流事業」に採択された本学の「留学生と地域の交流を通した大阪府岬町の地域活性化プロジェクト」の一環として、公益財団法人 中島記念国際交流財団の助成を受けて実施。岬町役場・岬町教育委員会・岬町国際交流サークル・地域の小学校および地域の皆さまの協力を得ました。

2018年11月30日の深日小学校の訪問では、年1回の文化発表会を参観しました。学年ごとに、音楽の演奏や、詩の暗唱、寸劇、研究発表など、準備と練習を重ねてきた子どもたちに、留学生は大きな拍手を送り、「これだけの発表をすることは、私の国の小学校ではありません」「学年が上がると、できることがどんどん増えて、子どもの成長を感じることができました」などと感想を述べました。

12月14日の多奈川小学校の訪問では、各教室での歓迎式の後、授業見学や、書写・習字・英語での人生ゲーム・体育などの授業体験を行いました。子どもたちに交じって、授業や給食の時間を過ごした後、午後は、小学校併設の保育園で園児と、「こおり鬼」や「だるまさんがころんだ」などの昔ながらの遊びや、リレーをしました。留学生たちも「これは自分の国でも行う遊び」「これは私の国にはない遊び」と言いながら、楽しんでいました。他にも禅宗の理智院で写経・写仏を体験したり、道の駅「みさき」や、長松自然海浜等へも足を伸ばしました。

各小学校訪問の後、留学生たちは岬町の家庭でホームステイを体験。留学生からは、「日本の家族の雰囲気が味わえた」「とても親切にしてもらい、日本にきて最高の体験だった」などの声がありました。

岬町の文化や自然に触れたり、地域小学校の子どもたちや、住民の方々との交流は、留学生にとって心に残る体験となりました。

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