大阪府立大学

大阪府教育庁との連携講義「大阪府における教育コミュニティづくり」を実施

更新日:2019年1月17日

2018年11月16日、中百舌鳥キャンパスにて、教員免許の取得をめざす学生を対象とした「教職実践演習」(担当:高等教育推進機構 高根雅啓 教授)の中で、大阪府と本学との連携事業の一環で「大阪府における教育コミュニティづくり」をテーマに講義とワークショップが行われ、26名の学生が参加しました。

講義ではまず、学校と地域が「協働」していく必要性、実際の取組事例や成果が紹介され、学生はこの取組みが、「小・中学生時代に自分も経験したことのある身近なものだ」という「気づき」を実感していました。
次に、トリックアートを用いたグループディスカッションを実施。受講者が互いにヒントを出し合い、他の人との会話を通して、違った視点から物事を見るという、次いで行ったワークショップとも共通する体験をしました。
続いて「親学習」のワークショップ。親学習のルールを確認し、子どもの自立に向けた接し方等を考える教材から、多様な保護者の考えに触れ、意見交換を行いました。

今回の連携講義では、家庭教育支援が必要な背景や大阪府の取組み・成果について、データを交えた説明もあり、「子育てに悩んでいる親が多いのは意外」、「自分の育った地域以外で子育てをする人が、7割もいることに驚いた」などの感想があり、中学校・高等学校の教員免許の取得をめざす本学学生にとって有意義な時間になりました。

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