大阪府立大学

本学名誉教授が平成30年春の叙勲を受章

更新日:2018年4月29日

2018年4月29日、平成30年春の叙勲受章者の発表があり、本学名誉教授2名が受章されました。

瑞宝中綬章

小島 操子(こじま みさこ)名誉教授

浅井 悟(あさい さとる) 名誉教授

皆さまおめでとうございます。

小島 操子 名誉教授コメント

この度は、瑞宝中綬章をいただき、大変嬉しく光栄に思います。私は、大阪府立看護大学(現:大阪府立大学)に7年間という短い期間の在職でしたが、学生のことを第一に考える多くの先生方や府の職員の方々から、絶大な御支援・御協力をいただいて、大学改革を円滑に推進し、学部教育の充実に加えて、大学院修士課程に多くの分野の専門看護師課程を開設し、また博士後期課程を設置して、府立大学として、人々の健康・看護、またそれらに関わる教育の充実・発展をもたらすことに貢献できましたのは、大変幸せなことでした。この度の受章は、御支援いただいた多くの方々の御尽力の賜であると、心からの感謝と喜びをかみしめています。大変ありがとうございました。

【小島 名誉教授 略歴】

1976年6月 ミネソタ大学大学院 修士課程 修了
1987年11月 大阪医科大学大学院 医学博士の学位取得
1977年4月 千葉大学看護学部 助教授
1983年4月 聖路加看護大学(現:聖路加国際大学)教授
1994年4月 聖路加看護大学 看護学部長
1998年4月 大阪府立看護大学(現:大阪府立大学)学長・研究科長
2005年4月 大阪府立大学 名誉教授
2005年4月 聖隷クリストファー大学 教授
2007年4月 聖隷クリストファー大学 学長(2017年3月まで)
2017年4月 聖隷クリストファー大学 名誉教授

浅井 悟 名誉教授コメント

この度、栄えある瑞宝中授章をいただき、身に余る光栄に存じています。大学卒業以来40年にわたって、気・液反応(反応を伴うガス吸収)等の異相系反応の速度論や装置特性の研究、次世代の重要技術であるバイオリーチング(微生物の代謝機能を利用した石炭の脱硫、陸上および深海底の鉱物資源や産業廃棄物からの有価金属の浸出)など、資源・環境分野への微生物の有効利用技術の確立をめざした生物化学工学的研究等を行ってきました。国際的な評価をいただき、多少なりとも化学工学の発展に貢献できましたことを喜んでいます。これも、恩師のご指導・ご鞭撻をはじめ、共同研究に携わってくださった多くの有能な同僚や学生の皆さんのご支援によるものであり、心より感謝と御礼を申し上げます。

【浅井名誉教授 略歴】

1958年3月 大阪府立大学 工学部 応用化学科 卒業
1960年3月 大阪府立大学大学院 工学研究科 修士課程化学工学専攻修了その後、同博士課程を経て
1963年4月 大阪府立大学 工学部 助手、その後、講師、助教授を経て
1982年4月 大阪府立大学 工学部 教授
1999年4月 大阪府立大学 名誉教授

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