大阪府立大学

本学学生が主催する第1回「Uganda×Osaka」シンポジウムが開催

更新日:2018年3月28日

3月10日、本学りんくうキャンパスにて、生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 博士前期課程2年の鰐渕元貴さんらが企画する、第1回「Uganda × Osaka」シンポジウムが開催されました。

鰐淵さんは、JICA青年海外協力隊員として2015年からの2年間ウガンダへ派遣され、現地で稲作の研究や普及活動に携わりました。今回のシンポジウムは、りんくうキャンパスのある泉佐野市が2020年の東京オリンピック・パラリンピックでウガンダ選手団のホストタウンに決定したことを機に、鰐渕さんが中心となって企画され、大阪府立大学後援会主催の「チャレンジくん事業」として行われました。

来賓挨拶では、ウガンダ共和国大使館 ムシングジ・ジェシー三等書記官からウガンダの現状や日本との友好についてお話があり、会場に集まった泉佐野市民や大学生、在日ウガンダ人が見守るなか、和やかにシンポジウムが開会。

帰国青年海外協力隊員による活動紹介ではスライドを交えながら、食用作物・稲作栽培支援に取り組んだ鰐渕さんの報告をはじめ、その他元隊員からは野球指導やコミュニティ開発、とうもろこしで作ったウガンダ人のソウルフード「ウガリ」の紹介などがありました。鰐渕さんからは「大学での学びがウガンダの活動に活かされ、またウガンダでの活動が、今後の日本社会へ還元されてゆく」とのメッセージもあり、会場ではメモをとるなど熱心に聞き入る参加者の姿も見られました。

友好姉妹都市のグル市とスカイプをつなぎ、会場からの質問に駐在隊員が答えるコーナーでは、時差で6時間遅く朝を迎える現地の様子に会場が沸きました。

シンポジウム後の懇親会では、参加者と在日ウガンダ人の方々とが、互いの親睦を深め、オリンピックまでと期間を限定せず、末永い友好を誓いました。

(注意)後援会チャレンジくん事業とは、学生が自ら企画し、新たな目標にチャレンジし、社会に貢献するアクティブで個性ある学生を育成するため、大阪府立大学後援会が平成25年より実施している、学生の自己実現を支援する目標設定型の奨励金制度です。

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