大阪府立大学

佐保美奈子准教授が高校生向け性教育教材「おつきあいのマナーかるた」を制作

更新日:2018年3月15日

本学 大学院看護学研究科/地域保健学域 看護学類の佐保美奈子准教授が、母性看護学講座の教員や卒業生・大学生の意見を取り入れ、看護学研究科「セクシュアリティ教育プロジェクト」(代表 山田加奈子)、科研費基盤研究(C)「子ども虐待予防支援のための教育・医療・保健・福祉連携協働システムの開発」(代表 古山美穂)から研究助成を受け、「おつきあいのマナーかるた」の改訂版を作成し、このたび報道発表しました。

性教育はする方もされる方も、居心地が悪く、避けて通りたいものというイメージがありますが、セクシュアリティ教育プロジェクトがめざすのは「Get & Enjoy」です。デート・バイオレンス予防教育プログラムの開発や、地域HIV看護の質の向上に関する研究など、助産師の視点からセクシャルヘルス支援を行っている佐保准教授らによる高校生対象の性教育に関する出前講義のワークショップで使用し、好評を得ていた教材を、性に対する社会変化に合わせて改訂し、より理解を深めます。販売も視野に、実用化に向けて協議中です。

ポイント

  • 制作した目的
    誰もが経験のある「かるた」を用いることで、 緊張することなく楽しい遊びの感覚で、だいじなおつきあいのマナーをたのしみながら大切なことを学ぶ
  • 改訂のポイント
    時代の早い変化に対応し、SNSの利用について取り上げ、生徒の感覚にフィットするイラストを採用し、大きさも片手で持ちやすい小さなサイズで、文章もわかりやすくリズムが良いように、大学生の意見を取り入れた

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お問い合わせ

大学院 看護学研究科

准教授 佐保 美奈子

Tel 072-950-2808