大阪府立大学

二瓶泰範准教授が代表を務める研究が総務省「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」に採択

更新日:2018年1月18日

本学 工学研究科の二瓶 泰範 准教授が研究代表を務める「四胴ロボット船の養殖場への展開―養殖場におけるビッグデータ構築とその応用―」が、総務省「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の若手ICT研究者等育成型研究開発に採択されました。

40課題の応募のうち採択された5件の一つとなります。

採択研究の概要

海水温上昇や貧酸素水塊の発生により、養殖魚のへい死や生育不良などの課題が顕在化しています。しかし、現状の水質情報の計測は2週間に1回程度であり、養殖漁業を安定的に継続するためにはさらに高頻度・高密度の計測が必要です。本研究開発では人工知能を搭載した四胴ロボット船により高頻度かつ高密度に海中環境情報を取得し、ビッグデータを構築します。また、これにより海水流動シミュレーションも高精度化し養殖漁業のさらなる効率化を図ることができます。

研究課題 四胴ロボット船の養殖場への展開―養殖場におけるビッグデータ構築とその応用―
研究代表者 二瓶 泰範 准教授(本学 工学研究科)
研究分担者 中田 聡史 助教授(神戸大学大学院 海事科学研究科)
原 尚之 准教授(本学 工学研究科)
原田 浩太郎 氏(石川県水産総合センター)
佐賀 亮介 准教授(本学 人間社会システム科学研究科)

戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の概要

情報通信技術(ICT)分野において新規性に富む研究開発課題を広く公募し、外部有識者による選考評価の上、研究を委託している事業です。

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お問い合わせ

工学研究科 准教授 二瓶 泰範

Tel 072-254-7446 Eメール nihei[at]marine.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。