大阪府立大学

大阪府立大学オープンカレッジが平成29年度「障害者の生涯支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞

更新日:2017年12月18日

2017年12月7日、授賞式が文部科学省内で行われ、代表して地域保健学域 教育福祉学類 3年 田中 伸樹さんと人間社会システム科学研究科 児島 亜紀子 教授が出席。本学の学生有志が知的障がい者の方々に対し教育を受ける場の提供を目的に企画・運営を行っている「オープンカレッジ」が、平成29年度「障害者の生涯支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞しました。

この文部科学大臣表彰は障がい者の生涯を通じた多様な学習を支える活動を行う個人または団体について、活動内容が他の模範と認められるものに対し功績をたたえること目的に、今年度より初めて施行されたものです。

大阪府立大学オープンカレッジについて

1998年、大阪府立大学が日本で初めてオープンカレッジを実施。学生有志が企画・運営を行い、顧問として教員が携わっています。大阪府内に居住する18歳以上の知的障がい者が対象で、月に1日程度、2年間のプログラムとして開講しています。これまで140名の方が学んでいます。知的障がい者へ教育を受ける機会を提供するだけでなく、スタッフやサポーターの大学生にとっても「大学で学ぶ」意味を考え、知的障がいのある「学生」とともに成長しています。本学の活動に賛同した大学関係者を中心に、1999年度には武庫川女子大学、2000年度には桃山学院大学が続いて開講。その後全国的に広がりを見せています。

【受賞に際して学生スタッフからのコメント】

この度このような素晴らしい賞を受賞でき大変嬉しく思っています。私たちのオープンカレッジは、今まで活動してきたスタッフ、携わってくださった方々、そして、「学生さん」と呼んでいる卒業生、在学生の皆さんとともに歩んできました。

今後とも皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに活動してまいります。

受賞の様子

お問い合わせ

教育推進課 教育研究支援室 地域保健学域・人間社会システム科学研究科支援グループ

Tel 072-254-9771