大阪府立大学

本学とカリフォルニア大学バークレー校による共同シンポジウムを開催

更新日:2017年8月9日

2017年8月3日、本学中百舌鳥キャンパス学術交流会館にて、堺市・バークレー市姉妹都市提携50周年記念事業 大阪府立大学・カリフォルニア大学バークレー校(UCB)共同シンポジウム「大学のある街づくり―ランドスケープから捉えたコミュニティ再生・活性化―」を開催しました。

このシンポジウムは、堺市とバークレー市が姉妹都市となって50周年になることを記念して計画されたもので、本学生命環境科学研究科緑地計画学研究室が中心となり、UCBランドスケープ建築・環境計画・都市デザイン学科のルイーズ・モジンゴ教授らを招へいして実現したものです。

堺市もバークレー市も同じように大学のある街として発展してきたことなど共通点も多くあり、地域コミュニティの再生・活性化というテーマでシンポジウムは行われました。開会のあいさつでは、本学辻学長、堺バークレー協会大町副会長、堺市狭間副市長より、堺市とバークレー市の50年にわたる姉妹都市の歴史や、本学とUCBの学術交流の歴史が紹介されました。

シンポジウムはUCBルイーズ・モジンゴ教授による基調講演でスタートし、続いて本学増田昇名誉教授による基調講演が行われました。最後に、両氏に加え、UCBネイスン・ロジィヤー講師、RHAA井上正弘氏(本学卒業生)、本学加我宏之教授(緑地環境科学専攻)・小野達也教授(社会福祉学専攻)も参加して、都市計画やランドスケープデザインの視点からみた地域コミュニティの再生や活性化についてパネルディスカッションで熱のこもった議論がなされました。

最後に本学石井実副学長の閉会のあいさつで4時間におよぶシンポジウムは終了しましたが、参加した約200名の学生、教職員、地域住民の方々は、中身の濃い講演や議論にまだまだ話を聴きたいという様子でした。

このシンポジウムをきっかけに、まずは両校のランドスケープ・都市計画分野での研究交流が発展し、両都市の友好がさらに深まることが期待されています。

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