大阪府立大学

本学大学院生が研究スピーチコンテスト「Falling Walls Lab Tokyo 2017」で3位入賞

更新日:2017年6月13日

本学大学院理学系研究科博士前期課程1年(生物科学専攻)の片山未来さん(指導教員:中瀬 生彦特別講師)が、さまざまな国籍や専門分野の若手研究者が3分間で自身の研究活動を英語で紹介する国際コミュニケーションイベント「Falling Walls Lab Tokyo 2017」(ドイツ科学・イノベーションフォーラム東京/ユーラクセス・ジャパン主催)において、全国3位に輝きました。大会は2017年5月27日(土)に日本科学未来館で行われました。

一次審査を勝ち抜いた世界各国15人の中、片山さんは現在研究を進めている「がん細胞への薬物送達ペプチド」をテーマにスピーチを行い、研究プロジェクトの独創性やプレゼンテーションのアイディア等が「研究×コミュニケーション」の視点で評価され、今回の受賞となりました。

片山未来さんのコメント

薬物送達ペプチドを“忍者”に例え、日本人の死因トップである“がん”を“忍者”が治す!という内容でスピーチを行いました。たった3分間で異分野そして海外の人々に英語で自分の研究を伝えるというのは想像以上に難しいものでした。学会発表とは異なり、誰もが理解できる用語で、映画の告知のようにいかに効率よくインパクトのある表現で正確に研究内容を伝えるか、聴衆の方々に最後までワクワクしながら聞いてもらうにはどうすればいいか試行錯誤を繰り返しました。また、他のスピーカーの方々の発表もどれも個性的で面白く、“コミュニケーション”を通して改めて研究の楽しさを感じ取ることができ、とても有意義な経験でした。これからも柔軟な発想で研究を進めていけるよう一層の精進を重ねていきます。

お問い合わせ

研究推進機構 21世紀科学研究センター Nano Square拠点研究所

担当 中瀬 生彦 テニュア・トラック講師

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