大阪府立大学

JSTの戦略的創造研究推進事業(さきがけ)に、本学研究者による研究課題が採択

更新日:2016年12月9日

この度、科学技術振興機構(JST)が実施した平成28年度 戦略的創造研究推進事業(さきがけ)研究提案募集において、大阪府立大学から遠藤達郎 准教授(工学研究科)、桐谷乃輔 テニュアトラック助教(工学研究科)、池野豪一 講師(21世紀科学研究機構)の研究が採択されました。

本事業の採択は、国が定めた戦略目標に対する「解」を提案する研究として個々の研究課題が高く評価された結果です。また成果が国の発展に直結する、本学の基本理念「高度研究型大学―世界に翔く地域の信頼拠点―」に沿った研究でもあります。

採択概要

遠藤 達郎(工学研究科 准教授)

研究領域 統合1細胞解析のための革新的技術基盤
研究課題名 細胞内機能を模倣したポリマー製フォトニック結晶ナノ共振器アレイの創製と1細胞代謝産物の非染色検出・定量への応用
研究総括 浜地 格(京都大学 工学研究科 教授)
研究期間 2016年10月~2020年3月
領域内の採択率 7.2%(応募152件中、採択11件)
本研究課題のポイント 本研究は、細胞内機能を模倣したナノ光学デバイス「フォトニック結晶(Photonic crystal: PhC)ナノ共振器」を、ポリマーを基材として作製し、1細胞レベルでの代謝産物を非染色にて検出・定量可能なツールを開発することをめざします。

桐谷 乃輔(工学研究科 テニュアトラック助教)

研究領域 量子の状態制御と機能化
研究課題名 分子/二次元無機膜へテロ界面における量子伝導の発現と制御
研究総括 伊藤 公平(慶應義塾大学 理工学部 教授)
研究期間 2016年10月~2020年3月
領域内の採択率 15.4%(応募65件中、採択10件)
本研究課題のポイント 思いのままに材料の界面を構築する技術の確立は、機能の探索効率を向上させると考えられます。本研究は、分子のもつ設計性や相互作用の特異性と、二次元無機膜が示す原子レベルでの平坦性を掛け合わせ、高い自由度・設計性・制御性を持つ量子界面の実現をめざすものです。

池野 豪一(21世紀科学研究機構 講師)

研究領域 理論・実験・計算科学とデータ科学が連携・融合した先進的マテリアルズインフォマティクスのための基盤技術の構築
研究課題名 機械学習と第一原理計算による新規スペクトル解析技術の確立
研究総括 常行 真司(東京大学 理学系研究科 教授)
研究期間 2016年10月~2020年3月
領域内の採択率 16.0%(応募75件中、採択12件)
本研究課題のポイント 電子分光法は物質の特性に関わる微視的状態を調べる重要な実験手法です。本研究では、膨大な実験スペクトルデータの定量的かつ効率的な解析を可能とするために、高精度第一原理計算手法と情報科学的手法を組み合わせた新しい手法を開発します。

関連情報

平成28年度戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の新規研究課題および評価者について(JST Webサイト)

お問い合わせ

大阪府立大学 研究支援課

Tel 072-254-9804