大阪府立大学

平井義彦教授が「第9回(2015年度)応用物理学会フェロー表彰」を受賞

更新日:2015年10月19日

更新日: 2015年10月15日

工学域電気電子系学類電子物理工学課程の平井義彦教授が「第9回(2015年度)応用物理学会フェロー表彰」を受賞しました。本学では岩田耕一名誉教授に続き2人目の受賞者となります。

応用物理学会フェロー表彰は応用物理学会における継続的な活動を通じて応用物理学の発展に多大の貢献をした研究者に贈られるものです。平井教授は「ナノインプリント法による微細加工技術の研究」の業績によりフェロー表彰を受賞しました。

平井教授の受賞コメント

この度のフェロー受賞は、私が機械システム工学科に在籍中の1998年頃に着手したナノインプリントと呼ばれる微細加工に関する研究につきまして授けられたものです。

ナリインプリント技術は1996年頃に米国で提唱された技術で、ナノメートル(1メートルの1億分の1)サイズの微細な形状をプレス技術によって加工するもので、近い将来の超高集積半導体素子の製造や、様々なナノテクノロジーを実際に製品化するための生産技術として実用化が進められている技術です。一方で、ナノスケールの構造が手軽に作製できるため、基礎物理の研究ツールとしても世界中の多くの研究機関で使用されている技術で、「21世紀の世界を変える技術」の一つとして米国MIT(マサチューセッツ工科大学)の機関紙にも紹介された技術です。

私は、この技術につきまして、発生する欠陥の力学的な解析や光学素子、バイオチップなどへの応用研究を行って参りました。この技術は工学のほぼすべての分野の専門的な知識が必要となるため、研究を進めるにあたりまして、工学研究科の機械系の先生方をはじめ、化学系、電子・電気系の先生方には大変お世話になりました。また、生命科学研究科の先生方には、その応用に関しまして多大なご協力とご助言を頂戴いたしました。さらに、産学連携機構のコーディネータ、スタッフの皆さま方から多くの支援を頂きました。

お世話になりました皆さまに深く御礼申し上げるとともに、今後フェローの名に恥じないように我が国の応用物理学ならびにエレクトロニクスの発展と、本学の教育・研究の充実に努めて参りたいと思います。

記念撮影

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