大阪府立大学

橋爪紳也教授の著書「瀬戸内海モダニズム周遊」が学会賞を受賞

更新日:2015年6月8日

21世紀科学研究機構 橋爪 紳也教授の著書「瀬戸内海モダニズム周遊」(芸術新聞社、2014年刊行)が、日本観光研究学会の第8回「学会賞 観光著作賞(一般)」を受賞しました。5月30日(土)、立教大学にて表彰式が行われました。

橋爪教授コメント

1934年、内務省による国立公園の指定を経て、瀬戸内海は日本を代表する国際観光地に転じます。別府や道後などの温泉地、宮島、鞆の浦、屋島、寒霞渓などの名所旧跡、高松や呉などの都市など、内海に面した各地で競うように観光開発が進展しました。

本書は大正時代から昭和初期、瀬戸内海広域で見受けられた観光振興を目的とする近代化の動向と、そのダイナミズムを概括するものです。

とりわけ本書では、瀬戸内海の観光開発において、大阪商船などクルーズ事業者の実績がいかに大きいものであったのかを再評価しています。また船会社の発行したPR雑誌やパンフレット類を紹介、モダニズム文化や流行などを反映した媒体であったことを、詳しく紹介しています。都会からの旅行者の好みにあわせつつ、地方にも新しい生活文化が伝播したことを示唆している点も先行研究にない視点です。

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