学術情報リポジトリ よくある質問
登録
- リポジトリには誰が登録できますか?
- どんなものを登録できますか?
- 外部資金による研究成果は登録できますか?
- リポジトリに登録する方法を教えてください。
- 登録申請してからどれくらいでインターネット公開されますか?
- 大阪府立大学に所属する以前に発表した論文も登録できますか?
- 発表した論文の情報を大学の「教員活動情報データベース」に入力していますが、リポジトリとの関連はどうなっていますか?
データ・ファイル形式
- データの媒体やファイル形式などの指定はありますか?
- ファイル容量が大きいのですが、制限はありますか?
- 論文を登録したいのですが、手元にあるのは紙媒体です。電子媒体でないと登録できませんか?
- ファイルが複数に分かれていますが、1つのファイルにまとめないといけませんか?
- Word形式の原稿を提出すればPDF化してもらえますか?
- 動画は登録できますか?
権利関係
- 論文に共著者がいますが、登録には同意が必要ですか?
- 共著者からの同意については、書面の提出など、その手続きに決まりはありますか?
- 学会や出版社からの許諾手続きは、誰がするのですか?
- 「著者最終稿」とはどの時点の原稿ですか?
- 既に発表した論文・書籍の、写真・図表等の画像を論文に転載する場合、利用許諾は必要ですか?
- 冊子体の雑誌論文に、転載許諾を得た写真を掲載しています。リポジトリで公開する際に転載許諾は必要ですか?
- 論文に写真を転載する際、誰に利用許諾を得ればよいですか?
- 登録を希望する論文に特許に関わる内容が含まれています。どんな点に注意したらよいですか?
学位論文
登録
質問1. リポジトリには誰が登録できますか?
本法人に所属する(または、過去に所属したことのある)教職員と大学院生が登録することができます。
質問2. どんなものを登録できますか?
リポジトリ運用指針により、定められています。詳しくは、登録できるコンテンツをご確認ください。
質問3. 外部資金による研究成果は登録できますか。
資金提供時の条件(著作権所有者)などをご確認ください。
質問4. リポジトリに登録する方法を教えてください。
研究者情報 からも登録申請が可能です。
事前に著作権に関する確認(出版社や共著者の許諾など)の手続きを行っていただく必要があります。ご不明の場合はリポジトリ担当までご相談ください。(「権利関係」の項を参照してください)
質問5. 登録申請してからどれくらいでインターネット公開されますか?
申請内容により、著作権の確認、登録ファイル処理などで時間を要する場合があります。また大量の論文について登録申請された場合は、登録までに時間がかかります。お急ぎの場合は事前にリポジトリ担当までご相談ください。
質問6. 大阪府立大学に所属する以前に発表した論文も登録できますか?
登録できます。
質問7. 発表した論文の情報を大学の「教員活動情報データベース」に入力していますが、リポジトリとの関連はどうなっていますか?
研究者情報 の「リポジトリ登録可否」で「登録する」を選択した場合は、「大阪府立大学学術情報リポジトリへの登録申請書」を提出していただいたものとして、登録の準備をします。登録が完了した論文については、「教員活動情報データベース」に記載された論文情報にリポジトリへのリンクボタンが表示されます。
データ・ファイル形式
質問1. データの媒体やファイル形式などの指定はありますか?
リポジトリにはPDF版で登録します。
登録ファイルが電子メールに添付可能な大きさの場合は、リポジトリ担当あて(repo[at]ao.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と変える)に送付してください。
なお、容量が大きい場合は、CD-Rなどのメディアに格納し、学内便でリポジトリ担当までお送りください。
質問2. ファイル容量が大きいのですが、制限はありますか?
1ファイルの容量は512MBまでという制限があります。これを超える場合は、リポジトリ担当までご相談ください。
質問3. 論文を登録したいのですが、手元にあるのは紙媒体です。電子媒体でないと登録できませんか?
紙媒体資料を学内便などで、リポジトリ担当まで送っていただければ、PDF化して登録します。
質問4. ファイルが複数に分かれていますが、1つのファイルにまとめないといけませんか?
複数ファイルのままリポジトリ担当まで送っていただければ1ファイルに変換して登録します。ファイルの並び順がわかるよう指示をお願いします。なお、レイアウト調整などはできません。
質問5. Word形式の原稿を提出すればPDF化してもらえますか?
リポジトリ担当でPDF化して登録します。
質問6. 動画は登録できますか?
登録は可能ですが、再生のために特殊なアプリケーションが必要な場合や、閲覧者の機器環境によっては再生できない場合があります。
権利関係
質問1. 論文に共著者がいますが、登録には同意が必要ですか?
全ての共著者の同意が必要です。以下についての同意を得てください。
1. 本学機関リポジトリOPERAへ登録すること。
2. インターネットで無料公開すること。
3. 保存のための複製を行うこと。
質問2. 共著者からの同意については、書面の提出など、その手続きに決まりはありますか?
共著者からの同意を得るのは登録申請者の責任で行なっていただくことですので、リポジトリ担当への書面提出は求めておりません。
但し、書面が必要な場合は、様式1-2「共著者の許諾書」をご利用ください。
質問3. 学会や出版社からの許諾手続きは、誰がするのですか?
出版社や学会が、機関リポジトリでの公開を認めているかどうかは、以下のサイトで確認できます。
(なお、海外の約90%以上の出版社は著者最終稿の公開を認めています。)
このサイトで確認できなかった場合は、申請者に連絡します。ご不明な点はリポジトリ担当までお問い合わせください。
質問4. 「著者最終稿」とはどの時点の原稿ですか?
一般的には、査読を経て受理された時点での著者確定稿を指します。
<参考>論文投稿とIR(リポジトリ)登録の関係図(作成:北海道大学附属図書館)
質問5. 既に発表した論文・書籍の、写真・図表等の画像を論文に転載する場合、利用許諾は必要ですか?
必要です。写真の撮影者、画像・作品の作成者に著作権がありますので、まずは出版社に著作権についてお問い合わせください。
質問6. 冊子体の雑誌論文に、転載許諾を得た写真を掲載しています。リポジトリで公開する際に転載許諾は必要ですか?
必要です。紙媒体と電子媒体では、著作権における権利の種類が違いますので、必ず再度許諾を得てください。
質問7. 論文に写真を転載する際、誰に利用許諾を得ればよいですか?
出版社に掲載された写真の転載については、まずは出版社にお問い合わせください。
複製写真を使う場合、被写体によって権利所有者が違いますので、以下を参考に許諾を得てください。
いずれの場合も、著作者・撮影者の死後50年経っていれば基本的に許諾は必要ありません。
なお、作品の所有者が許諾を必要としている場合や、著作権が近親者等に相続されている場合は、別途許諾が必要となる場合がありますので、注意してください。
- 絵画・書:作品の作成者に許諾が必要。(新たに著作権が発生しないため)
- 彫刻・建築物:作品の作成者・写真の撮影者に許諾が必要。(新たに著作権が発生するため)
注1) 屋外に恒常的に設置されている作品には、作成者の許諾は必要としない。(著作権法第46条) - 風景:写真の撮影者に許諾が必要。(風景に著作権はないため)
- 人物:写真の撮影者に許諾が必要、被写体への許諾は任意。
注2) 肖像権には保護期間がないため、被写体への許諾は必須ではないが、無断使用でクレームが発生する場合があるので注意する。
質問8. 登録を希望する論文に特許に関わる内容が含まれています。どんな点に注意したらよいですか?
リポジトリで登録公開されると論文内容の新規性は喪失します。特許出願後のリポジトリ登録をお勧めします。