大阪府立大学

Library Month October 2017 の開催レポートを掲載

更新日:2017年11月16日

 「読書の秋」にちなみ、10月にLibrary Monthを開催しました。

 館内では、2017年度の学生選書委員34名が選定した図書を展示しました。学生選書とは、本学後援会の協力のもと、学生の視点で図書を選ぶ取組みです。初日から、たくさんの貸出利用がありました。

10月5日(木)には、稲垣スーチン准教授(本学 高等教育推進機構)による「楽しみながら英語力がつく英語多読入門」講座 をB2棟ラーニングコモンズにて開催しました。前半は、多読学習法や多読を実践している学生の事例紹介などがありました。後半は、レベルに応じたおすすめのリーダーズ資料の紹介があり、実際に、参加者17名に多読を体験していただきました。講座終了後のアンケートでは、「先生のお話がとても面白かった」「楽しみながら続けていけそう」等の感想が寄せられました。

10月6日(金)、12日(木)、13日(金)は、「レポート・論文執筆時の文献検索法」講習会を実施しました。講習会は、情報教育教室の端末を実際に操作しながら実習形式で行い、データベースの提供元の専門家より文献検索方法をご指導いただきました。講習会終了後のアンケートでは、「検索結果の分析は便利な機能であり、今まで使ったことがなかったので今後活用していきたい」「楽しく学ぶことができた」等の感想が寄せられました。

 10月18日(水)には、今年度の学生選書委員が選書した『クマムシ博士の「最強生物」学講座 : 私が愛した生きものたち』の著者である堀川大樹氏(慶応義塾大学先端生命科学研究所特任講師)を講師にお招きして、総合図書館中百舌鳥ロビーにて、ライブラリートークを開催しました。学生時代の読書体験、研究や執筆活動における図書館活用法のお話のほか、「クマムシ」を研究テーマに選んだ理由や就職活動における体験談など、ユーモアを交えながらお話しいただきました。

なお、堀川先生の著書は、下記のとおり、総合図書館中百舌鳥で所蔵していますので、ぜひご利用ください。

10月24日(火)には、株式会社 工房レストアの平田正和氏を講師にお招きして「和綴じ製本」ワークショップを総合図書館中百舌鳥ロビーにて開催しました。製本の仕組みを正しく理解していただくために、まずは、本を解体するところからスタート。参加者全員、和綴じ製本は初めての体験だったせいか、取り組む姿は真剣そのものでしたが、しだいに緊張感も和らぎ、会話が飛び交うなど、楽しい雰囲気の中、製本作業が行なわれました。

10月2日(月)~10月27日(金)の期間は、「物臭太郎杯 読書感想句コンクール」の入選作品10句を対象に、学内ポータル上で 人気投票を実施しました。投票結果は下記ページをご覧ください。入選作品の題材となった本は、総合図書館中百舌鳥1階のカウンター前にて、12月28日(木)まで特別展示します。ぜひご利用ください。

当イベントが、一人でも多くの学生にとって、図書館に親しむきっかけになれば幸いです。

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