私が台南大学に到着してから、その翌日に台南大学の卒業式があり、それからすぐに夏休み期間となりました。そのため私は台湾ではまだほとんど授業期間中の経験をしはいませんが、今回は夏休み期間の取り組みについて報告をします。
![]() お世話になった先輩と |
まず、私の所属する研究室では学校の授業が夏休み期間中で休みでも、研究室は休みではありません。教授にも「大学院生には夏休みはないよ」と冗談交じりに言われました。実際にその通りで、ほとんどの学生は毎日研究室に通い、論文を読んだり研究をしたりしています。学生たちは、午前中に研究室に来て、午後6時頃からちらほら帰宅を始めます。10時以降などかなり遅くまで残る人もいます。
![]() ミーティングの後の食事会 |
また、ミーティングも最低でも週に1回はあります。教授が出張で1ヶ月ほど海外に出張されていた期間があるのですが、その時もしばしばスカイプを用いて連絡を取るため、それがミーティングの代わりとなっていました。私と他の数名の学生は、教授が海外に出張されている期間を含む夏休み中の宿題として、「夏休みの末に学会に投稿するための論文を書くこと」という課題を与えられました。毎週進捗を報告するため、気を抜いてはいられません。先輩に聞いたり、以前の論文を熟読したりして必要な知識を詰め込み、以前のシステムの中から改善できそうな部分を見つけて修正することに成功しました。
余談ですが、台湾ではお盆休みの習慣もないようで、8月の中旬でもいつもどおり研究室に来ます。私が「日本ではお盆といって、8月中旬にご先祖様の魂が戻られるから、多くの日本人は帰省してお墓参りをするのだけど、台湾では実家に帰らないのか」と聞くと、「特に帰省する習慣はないけど、8月はご先祖様だけでなく色々な霊がいる月なので皆夜間の外出は控える」と言っていました。習慣は少し違うけれどかなり似ていて、こういう話をすると面白いです。
最終的にはこちらの学生さんとも共同執筆という形で論文を書き上げ、TAAIという学会に投稿しました。これを通じて、オントロジー、ファジーといった研究室で扱うテーマをより知ることができ、私の留学における目標の1つであった論文作成をすることができました。今はそれがアクセプトされることを願っています。