私は現在2011-2012年度交換留学生としてINALCOという学校に通っています。府大から派遣されるのは私が初めてということで、色々お伝えできればと思っています!
INALCOは日本で言う「外国語大学」のような学校で、昨年まで学部ごとに建物がパリのあちこちに点在していて何かと不便だったようですが、本年度よりパリ13区に新校舎が建てられ、全ての学部の授業がそこで行われるようになりました。ただその新校舎も10月末の時点で6階と7階そして図書館がまだ完成しておらず、なんだかフランスらしいなと思ったりもします。
授業についてですが、交換留学生は決められた授業を取るのではなく、数ある授業の中からいくつか自分で選択することになります。基本的にはフランス語の授業と日本学部の授業から選択することになると思いますが、INALCOでは数十にも及ぶ国の言語や文化に関する講義が行われており、希望すれば他学部の授業を受けることもできます。
フランス語の授業はテーマごとに分かれているのでシラバスを見て10個ほどある授業の中から自分の目的と合ったもの選びます(「聴解」「読解」「文法」「発音矯正」などがあります)。ただし、レベルによるクラス分けもなく留学生も多いのでフランス語の授業については不親切な点が多いかなというのが正直な印象です。というのはただの言い訳で、日本でもっともっと勉強しておけば良かったかなと少し後悔しています。とりあえず今は「分からないところは仕方ない、分かるところだけでもしっかり頭に残そう」という気持ちで気楽に授業を受けています。

日本学部の授業についてはフランス語で行われる授業を選択することになるかと思います。具体的には日本の文化や歴史、芸術に関する授業や翻訳の授業があります。日本について真剣に学ぶフランス人を見ていると何だか嬉しくなると同時に、自分は日本について知らないことが多いのだなと思い知らされます。
更に上記の授業の他に「交換授業」というものをやります。これは先生が留学生1人に対し2人の学生をパートナーとして選び、週に2時間それぞれの言語で授業を行うというものです(フランス語で1時間、日本語で1時間)。授業と言っても何をするかは自分たちで決めるので、楽しく学ぶことができそうです。実はつい先日パートナーが決まったところなので、これについてはまた後日報告できたらと思っています!(パートナーは留学生の趣味や希望をもとに基本的に日本語学部の3年生の中から選んでもらえます)
その他にも日本学部の学生が運営する団体の活動に参加したりします。その名も「DEJIMA」。鎖国下の日本において唯一の欧米諸国への窓口であった出島に習い、日本人とフランス人の学生を繋ぐ場になりたいという思いからこの名前にしたそうです。これをフランス人が考えたと思うと、とても感心させられますよね。活動の内容は用意されたテーマについて自由に語り合うというものらしいですが、これも教室などの関係でまだ始まっていません。DEJIMAの活動への参加は強制ではありませんが、色々な学生と話ができる良い機会なのでできるだけ参加してみたいと思っています。
少し駆け足気味の紹介となってしまいました。苦労することも多い留学生活ですが、心を何度も折りつつも本当に充実した楽しい日々を送っています!来年以降も府大からINALCOへの派遣が続くように、これからも楽しい部分をたくさん報告していきたいと思います。