大学案内

平成19年度 理事長・学長メッセージ

世界に通用する「高度研究型大学」 理事長・学長 南努

 2005年(平成17年)4月、大阪府立大学、大阪女子大学、大阪府立看護大学が統合し、公立大学法人大阪府立大学として再出発いたしました。

 法人運営のもと、開学3年目を迎える本学では、法人役員、教職員一丸となって、大学の基本的な使命である教育の一層の充実、教育力の向上、IT、ナノ、バイオ、環境などの先端研究、国際的に通用する研究など、高度研究型大学に相応しい研究の推進、研究成果の地域還元の促進、公立大学が果たすべき社会貢献活動などに、より積極的に取組んでまいります。

 また、今年度からは、総合リハビリテーション学部に大学院研究科(修士課程)が学生を迎え入れ、7つの学部すべてに大学院研究科を擁する全国屈指の総合大学として、「高度な研究・教育」への取組みがいっそう加速するものと期待しています。

 一方、キャンパスに目を移せば、個性と魅力あふれる高度研究型大学を実現するためのキャンパス整備を一層進めます。中百舌鳥キャンパスにおいては、大学の有するポテンシャルを最大限に引き出し、大学の中核キャンパスに相応しい施設整備を行ないます。

 まず、2008年度には、開学と同時に新たに設置した「総合教育研究機構」などが入る『総合教育研究棟』を、2009年度には、理系学部の集約による効率的・効果的な教育研究環境を実現する『理系新棟』や、食・環境系バイオの研究教育拠点として「先端バイオ研究センター」を開設します。さらに、新しいキャンパスとして、生命環境科学部の獣医学科および獣医学専攻(大学院)が入る『獣医系学舎』を関西国際空港対岸のりんくうタウン(りんくうキャンパス)に開設し、先端的な動物バイオを中心とした教育・研究の推進を図ります。獣医学科および獣医学専攻は、近畿唯一の獣医系の学科、専攻であり、その教育研究活動は、全国的にも高い評価を得ております。

 りんくうキャンパスでは、関係機関が隣接するなど、その優れた立地条件を活かし、さらに国際的な教育研究交流等に力を注ぎ、教育研究力の強化を図ります。

 新しい時代に常に進化を続ける大学でありたいと決意しております。今後とも一層のご支援をお願い申し上げます。

 最後に、本学を目指す皆さんに、ひと言申し上げます。

 大学で学ぶ大きな意義のひとつは、優れた人との出会いの場が得られるということです。そのような出会いはまた、生涯の宝となります。大阪府立大学では、素晴らしい出会いが得られると確信しています。

 緑が多く、ゆったりとしたキャンパスが広がる大阪府立大学。ここには、人と人との温かいつながりがあります。将来を考え、自らを鍛え、未来への夢を育む場として、最高の環境が整っていると、私たちは自負しております。

 新しい大阪府立大学にご期待ください。

2007年4月