関西宇宙イニシアティブ 第68回KaSpIセミナー「はやぶさ2の小惑星Ryuguへのタッチダウン」
- 開催日
- 2019年11月1日(金)18時~20時
- 開催場所
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I-siteなんば南海なんば第1ビル2階
地球から約2億8000万キロ離れた小惑星Ryugu。わずか60cmという驚異的精度でのタッチダウンの成功と誘導制御の実際について、照井冬人氏(JAXA)にお話いただきます。ぜひご参加ください。
講演
「はやぶさ2の小惑星Ryuguへのタッチダウン」
講師
照井 冬人 氏(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 はやぶさ2プロジェクトチーム ファンクションマネージャ)
概要
2018年6月に小惑星Ryuguに到着したはやぶさ2は、8月に小惑星の3次元形状モデルを作成するための画像を取得する中高度観測降下運用、重力の推定などのための自由落下降下運用を実施し、9、10月に3回のリハーサル降下の後、2019年2月22日に1回目のタッチダウン、4月5日に衝突装置を小惑星に向けて分離して小惑星の表面にクレータを作成、7月11日に2回目のタッチダウンを実施した。本講演では小惑星到着後、第1回、第2回タッチダウンを実現するまでの着陸地選定プロセス、画像航法誘導制御手法、最終的な自律制御による探査機の制御手法を紹介する。
講師紹介
照井 冬人(てるい ふゆと)
1989年 3月 大阪府立大学大学院工学研究科 博士後期課程修了
同年4月 科学技術庁航空宇宙技術研究所 研究員
1994年3月から1年間 英国ケンブリッジ大学 客員研究員
2003年10月から 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 研究員
2015年10月から現職
主な研究分野は宇宙機の画像航法誘導制御:「はやぶさ2」プロジェクトにて航法誘導制御サブシステムを担当。
主催
NPO法人 関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)、大阪府立大学 宇宙科学技術研究センター
大阪府立大学はNPO法人関西宇宙イニシアティブと連携協力協定を結んでいます。
関連情報 | |
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定員 | 70名 |
対象者 | どなたでも |
受講料 | 無料 |
申込期間 | 定員になり次第締切 |
申込方法 | 大阪府立大学 宇宙科学技術研究センター(担当 小川 英夫) ご希望の方は次のメールアドレスにご連絡ください。 |