Control of Protein Function Through Oxidation and Reduction of Persulfidated States(第103回生物科学フロンティアセミナー・第3回フロンティア生命科学プロジェクトセミナー)
- 開催日
- 2019年7月26日(金)15時~
- 開催場所
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中百舌鳥キャンパスA12棟 サイエンスホール
システインパースルフィド(Cys-SSH)などの活性イオウ分子種(reactive sulfur species)は、当分野と東北大学医学部 赤池孝章教授らとの共同研究により発見された、チオール基にイオウ原子が過剰に付加した構造を持つ分子であり、生体内で酵素的に産生される新規の抗酸化・レドックスシグナル制御因子です。ごく最近、活性イオウ分子種がミトコンドリア機能制御やエネルギー生合成へ関与することも明らかにされてきており、レドックス生物学の分野において、世界中で大変注目が集まってきています。本セミナーでは、レドックス生物学、特に生体中の硫黄種の研究に顕著な業績を上げられており、将来のノーベル賞候補者として期待されている若手研究者であるPéter Nagy 博士(ハンガリー国立がん研究所 教授)より、生体内の活性イオウ分子種の生理的機能、特にタンパク質ポリスルフィドについての最新の知見をお話しいただきます。
なお、このセミナーは英語で行います。
関連情報 | |
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定員 | 100名 |
対象者 | どなたでも |
受講料 | 無料 |
申込期間 | 申込不要 |
お問い合わせ | 理学系研究科 笠松 真吾 Tel 072-254-9853 Eメール kasamatsu[at]b.s.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と差し替えてください。 |