大阪府立大学

関西宇宙イニシアティブ 第64回KaSpIセミナー「京大岡山3.8mせいめい望遠鏡が始動」

関西宇宙イニシアティブ 第64回KaSpIセミナー「京大岡山3.8mせいめい望遠鏡が始動」
開催日
2018年12月3日(月)18時~20時
開催場所
I-siteなんば
南海なんば第1ビル2階

I-siteなんばのアクセス

今年8月、京都大学岡山天文台に、東アジア最大の光学赤外線望遠鏡「せいめい」が誕生しました。愛称は平安時代に活躍した陰陽師の安倍晴明から名付けられました。京都大学の長田哲也先生にその全容をお話いただきます。ぜひご参加ください。

【講演】「京大岡山3.8mせいめい望遠鏡が始動」

【講師】長田 哲也 氏(京都大学大学院理学研究科 教授)

【概要】
20世紀の後半は、大望遠鏡と言えば米国パロマーの5m望遠鏡という時代が続きました。世紀が変わる頃からはわれらがハワイのすばる望遠鏡、スペースシャトルで宇宙飛行士が修理に行くハッブル宇宙望遠鏡などが話題を集め、そして、もうすぐハッブルの後継機も打ち上げられる予定です。しかし、何千億円をつぎ込んだ宇宙望遠鏡とは相補的な存在として、ガンマ線バーストや太陽系外惑星など、最先端の宇宙の謎に挑んで大きな貢献をすることをめざして、口径3.8mの鏡で光や赤外線を集める「せいめい望遠鏡」を作っています。18枚の分割鏡を用いた高精度光学系、トラス構造によって軽量で迅速に動く架台、工夫をこらした観測装置など、新世代の望遠鏡の世界をお話します。

【講師紹介】

長田 哲也(ながた てつや)氏

1985年京都大学大学院理学研究科博士課程修了、同年ハワイ大学天文学研究所ポスドク、1988年京都大学理学部助手、1995年名古屋大学理学部助教授を経て、2004年より京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻教授。天の川銀河中心部や、星間空間に興味を持っている。東アジア最大口径の光学赤外線望遠鏡である京大岡山3.8mせいめい望遠鏡を製作・整備する責任者を務めている。

【主催】
大阪府立大学宇宙科学技術研究センター、NPO法人関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)

大阪府立大学はNPO法人関西宇宙イニシアティブと連携協力協定を結んでいます。

関連情報
定員70名
対象者どなたでも
受講料無料
申込期間定員になり次第締切
申込方法

関西宇宙イニシアティブ 事務局(担当 大久保 博志)

ご希望の方は次のメールアドレスにご連絡ください。
Eメール kaspi[at]aero.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。
お返事は差し上げません。お気軽にお越しください。