大阪府立大学

21世紀科学研究センターライブセルイメージング研究所主催セミナー「高速共焦点システム Dragonflyの可能性について」

21世紀科学研究センターライブセルイメージング研究所主催セミナー「高速共焦点システム Dragonflyの可能性について」
開催日
2018年10月2日(金)14時~15時30分
開催場所
中百舌鳥キャンパス
C17棟(先端バイオ棟)1階 講義室(左)

中百舌鳥キャンパスのアクセス

本セミナーでは高速共焦点顕微鏡システム「Dragonfly」の特徴を実例を交えながら紹介します。Dragonflyはニポウディスクタイプの共焦点システムをベースとして開発された、多くのアプリケーションに対応可能な新規のイメージングプラットフォームです。コアとなる技術はBorealis照明で、これにより従来より問題となっていた照明ムラを低減し、かつ、定量性も向上しました。タイリング像取得時のつなぎ目も目立ちにくく、広範囲の視野を高解像度で短時間にイメージング可能でZ側の分解能も向上し、細胞内構造の3次元イメージングにも最適です。

検出器に超高感度のEMCCDやsCMOSカメラを使用することで、光照射ダメージが少ない条件で生細胞観察ができるほか、1分子蛍光のような微弱なシグナルの検出にも最適です。検出波長も425-850nmに対応しており、組織のより深層部まで観察可能な長波長の蛍光プローブも使用できます。さらに、超解像顕微鏡の分解能が必要な際は、ClearView GPU/TM-DeconvolutionやSRRF-Streamなど、複数の超解像モードが選択できるほか、共焦点、全反射照明(TIRF)、Widefieldイメージング機能を同時に搭載可能で、幅広い用途で使用することができます。

【講師】渡邉 俊之(アンドール・テクノロジー Ltd)

関連情報
定員50名
対象者どなたでも
受講料無料
申込期間申込不要
お問い合わせ生命環境科学研究科
教授 杉本 憲治
Tel 072-254-9463