大阪府立大学

関西宇宙イニシアティブ 第63回KaSpIセミナー「観測ロケットで解き明かす宇宙赤外線背景放射の謎」

関西宇宙イニシアティブ 第63回KaSpIセミナー「観測ロケットで解き明かす宇宙赤外線背景放射の謎」
開催日
2018年9月15日(土)18時~20時
開催場所
I-siteなんば
南海なんば第1ビル2階

I-siteなんばのアクセス

宇宙初期の光は、宇宙の膨張により波長がのびた赤外線の宇宙背景放射として天空に広がっています。次回のセミナーでは、ロケットを用いた観測の最新の成果について、関西学院大学教授の松浦周二先生にお話をいただきます。ぜひご参加ください。

【講演】「観測ロケットで解き明かす宇宙赤外線背景放射の謎」

【講師】松浦 周二 氏(関西学院大学 理工学部 教授)

【概要】
私たちはビッグバン後の初期宇宙で初めて生まれた星々や原始ブラックホールが発した光の痕跡である赤外線の宇宙背景放射を探査するロケット実験を行なっています。本講演では、これまでに行なったロケット実験CIBER ―Cosmic Infrared Background ExpeRiment の内容と科学成果を解説するとともに、2019年に打上げを予定している新たなロケット実験CIBER-2を紹介します。さらなる将来計画として、惑星間空間望遠鏡による究極の宇宙背景放射観測についても少し紹介します。私たちは初期の宇宙に満ちていた光の痕跡である赤外線の宇宙背景放射を観測するロケット実験を行なっています。本講演では最近の科学成果と今後の実験計画を紹介します。

【講師紹介】

松浦 周二(まつうら しゅうじ) 氏

1999年JAXA宇宙科学研究所 着任。赤外線天文衛星「あかり」、ロケット実験の実施のほか、次世代赤外線衛星の検出器、はやぶさ2科学機器、ソーラー電力セイル(OKEANOS)科学機器などの開発に従事。2015年より 関西学院大学 理工学部 物理学科 教授。

【主催】
大阪府立大学宇宙科学技術研究センター、関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)

関連情報
定員70名
受講料無料
申込期間定員になり次第締切
申込方法

関西宇宙イニシアティブ 事務局(担当 大久保 博志)

ご希望の方は次のメールアドレスにご連絡ください。
Eメール kaspi[at]aero.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。
お返事は差し上げません。お気軽にお越しください。