21世紀科学セミナー ライフサイエンス編(微生物制御研究センター)
- 開催日
- 2018年1月12日(金)、26日(金)15時~16時30分
- 開催場所
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I-siteなんば大阪府立大学 I-siteなんば(南海なんば第1ビル 2階)
大阪府立大学には分野・部局横断型の先駆的で挑戦的な研究を行う多様な研究所があり、21世紀科学セミナーでは参加者の皆さまに、本学の教育研究活動への理解や興味を深めていただくため各研究所の最先端の研究や多彩な取り組みをわかりやすく説明します。
【Part1】1月12日(金)
「殺菌法あれこれ、微生物制御の意義とは?」
古田 雅一(大阪府立大学 工学研究科量子放射線系専攻 教授/微生物制御研究センター 所長)
食品や医薬品の品質を損なわずに十分に殺菌したい、という要望が高まっています。しかし、従来の加熱殺菌は熱に弱いプラスチック製や医療用具や新鮮な食材に対しては使用できません。そこで加熱に代わる新たな殺菌法として放射線、圧力、電気パルス、薬剤等、様々な殺菌法が開発されております。しかし、一方で、抗生物質の効かない耐性菌など、様々な抵抗性微生物が現れ、また通常の検査法では検出できない「損傷菌」の存在も問題となってきました。これらはどのようなものか、また問題を解決するためにどのような方策があるのか、微生物制御研究センターでの研究の現状について解説します。
【Part2】1月26日(金)
「くらしの中のカビ-ミクロの世界の知られざる姿-」
久米田 裕子(大阪府立大学 研究推進機構 客員教授/微生物制御研究センター 客員研究員)
私達の身の回りには無数のカビがいます。ふだんは目に見えないので意識することはありませんが、ちょっと気を許したすきに、思いもかけないところにいつのまにか生えているのです。カビのこの旺盛な生命力は、地球上でのカビ本来の役割を考えると当然のことです。カビはもともと土壌をすみかとし、有機物を分解して土に返すという重要な役割を担っているのです。
日々のくらしの中で我々がカビを制御するにはまずカビをよく知ることが大切です。このセミナーではミクロの生き物「カビ」について、その本当の姿を紹介します。
関連情報 | |
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定員 | 各70名 (応募者多数の場合は抽選) |
対象者 | どなたでも |
受講料 | Part1・Part2 各1,000円 |
申込期間 | Part1および両日:2017年12月27日(水)必着 Part2:2018年1月12日(金)必着 |
申込方法 | 「往復はがき」もしくは「Eメール」で、(1)氏名(ふりがな)、(2)年齢、(3)郵便番号・住所、(4)電話番号、(5)この講座を知ったきっかけ、(6)希望する講座の日(両日も可)をご記入の上、次の宛先へお申込みください。 |
お問い合わせ | 大阪府立大学 地域連携室 Tel 072-254-9942 |