関西宇宙イニシアティブ 第59回KaSpIセミナー「光衛星通信の最近の動向」
- 開催日
- 2017年11月25日(土)18時~20時
- 開催場所
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I-siteなんば大阪府立大学I-siteなんば(南海なんば第1ビル2階)
次回のKaSpIセミナーは、人工衛星を用いた光宇宙通信技術の研究開発動向について情報通信研究機構の豊嶋先生にお話をいただきます。ぜひご参加ください。
【講演】「光衛星通信の最近の動向」
【講師】豊嶋 守生 氏 (国立研究開発法人 情報通信研究機構)
【概要】
光無線通信システムは、世の中に広く普及したLEDを用いた可視光通信から、宇宙空間という極限状態で行われる光衛星通信まで、非常に幅広い用途への展開が期待されている。その中で光衛星通信技術は、地球観測データの大容量化に伴い、宇宙システムにおける通信へ革新的な飛躍をもたらす手段である。近年、超小型衛星に搭載された光空間通信機器により、衛星―地上間でレーザ通信が実現される時代に突入しており、宇宙における光空間通信技術もより身近になりつつある。電波もレーザも同じ電磁波であるが、とりわけ宇宙におけるレーザの利用は、キャリア周波数が非常に高いことに起因して、高速・大容量化、小型・軽量化などの特徴を有し、周波数資源の有効活用や法的規制が無いこともあり活用が期待されている。
【講師紹介】
豊嶋 守生 氏
ワイヤレスネットワーク総合研究センター 宇宙通信研究室室長。
衛星通信、大気ゆらぎ、レーザ通信、量子暗号などの研究に従事。
【主催】
大阪府立大学21世紀科学研究センター宇宙科学技術研究センター、関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)
大阪府立大学はNPO法人関西宇宙イニシアティブと連携協力協定を結んでいます。
関連情報 | |
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定員 | 70名 |
受講料 | 無料 |
申込方法 | 大阪府立大学 21世紀科学研究センター宇宙科学技術研究センター(担当 真鍋 武嗣) ご希望の方は次のメールアドレスにご連絡ください。 |