21世紀科学セミナー 環境・エネルギー編(次世代電動車両開発研究センター)
- 開催日
- 2017年11月10日(金)、24日(金)
15時~16時30分 - 開催場所
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I-siteなんば大阪府立大学 I-siteなんば(南海なんば第1ビル 2階)
大阪府立大学には分野・部局横断型の先駆的で挑戦的な研究を行う多様な研究所があり、21世紀科学セミナーでは参加者の皆さまに、本学の教育研究活動への理解や興味を深めていただくため各研究所の最先端の研究や多彩な取り組みをわかりやすく説明します。
【Part1】11月10日(金)
「次世代エコカーを支えるモーターテクノロジー」
森本 茂雄(大阪府立大学 大学院工学研究科 教授/次世代電動車両開発研究センター長)
「中小企業でできるEVビジネスとは?」
川上 泰秀(大阪府立大学 次世代電動車両開発研究センター コーディネータ)
環境問題やエネルギー問題の解決が重要課題となっている現在、“エコカー”として注目されているのが電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)などの次世代電動車両です。電動車両は文字通り電気(電気をエネルギー源としてモーター)で走るクルマです。
本セミナーの前半では、次世代電動車両の構造や原理、特徴についてわかりやすく解説したあと、その動力源である自動車駆動用モーターの現状と将来について説明します。後半では、次世代電動車両開発研究センターの「おおさか地域創造ファンドを活用したEVビジネスの具体例」として、電動アシスト自転車・軽車両EV・構内専用の遊覧EVと「海外でのEVビジネス実例」を紹介します。
【Part2】11月24日(金)
「固体高分子形燃料電池用電極触媒の国内外での研究開発動向」
井上 博史(大阪府立大学 大学院工学研究科 教授/次世代電動車両開発研究センター 研究員)
「中小企業でできる部品レベルのEV・FCVビジネスとは?」
川上 泰秀(大阪府立大学 次世代電動車両開発研究センター コーディネータ)
固体高分子形燃料電池は、エネファームや燃料電池車などですでに実用されています。これらの製品価格は燃料電池コストと直結しているのですが、燃料電池コストのうち最も大きな割合を占めているが電極触媒のコストだといわれています。燃料電池用電極触媒には白金を主成分とする合金が用いられていますので、電極触媒中の白金量の低減が触媒開発の大きな課題となっています。
本セミナーの前半では、最近の国内外でのカソード(酸素極)触媒の研究開発動向について紹介します。
後半では、次世代電動車両開発研究センターの「おおさか地域創造ファンドを活用の水素・電池・制御関係のEV・FCVビジネスの具体例」として、水素用配管Oリング・電池システム・電池製造設備・開発用インバータ&試験装置についてご紹介します。
関連情報 | |
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定員 | 各70名 (応募者多数の場合は、抽選) |
対象者 | どなたでも |
受講料 | 各回1,000円 |
申込期間 | Part1および両日:2017年10月27日(金)【必着】 Part2:2017年11月10日(金) 【必着】 |
申込方法 | 「往復はがき」もしくは「Eメール」で、(1)氏名(ふりがな)、(2)年齢、(3)郵便番号・住所、(4)電話番号、(5)この講座を知ったきっかけ、(6)希望する講座の日(両日も可)をご記入の上、次の申込み先へお申込みください。 〒599-8531 堺市中区学園町1番1号 |
お問い合わせ | 大阪府立大学 地域連携室 Tel 072-254-9942 |