大阪府立大学

21世紀科学研究所連続セミナー 第32回セミナー

開催日
2015年11月12日(木)15時~16時30分
開催場所
I-siteなんば
大阪府立大学 I-siteなんば(南海なんば第1ビル 2階)
(Zeppなんば大阪の東隣のビル北側の大阪府立大学専用エントランスからお入りください)

I-siteなんばのアクセス

血液や尿から病気を見つける?
■講師
竹中 重雄(バイオメディカルファシリティセンター 研究員、生命環境科学研究科 准教授)
【概要】
血液検査や尿検査は一般の病院でも行われるごく普通の臨床検査です。では、血液の中に化学物質(代謝物)はどの位あるのでしょうか?一説によると3,000種類くらいだろうといわれています。近年では血液や細胞に含まれる全ての代謝物を一斉に測定するメタボロミクスという手法が注目されています。血液や尿中の代謝物の量的な変化は病院の検査と同じで生体反応の変化を表しますから、身体の状態を知るには最適の方法の一つです。私達は未来の検査で一滴の血液や尿からいろんな種類の病気がわかるようになることを目指して研究を進めています。今回は血液や尿に含まれる代謝物を調べることで、医薬品開発の最大の課題である副作用の予測(薬物毒性の評価)を試みた例、そして本学の獣医臨床センターを含む動物病院に来院されたガンのイヌの血液からその再発診断を試みた例をご紹介します。

関連情報
定員70名
対象者どなたでも
受講料無料
申込期間2015年11月6日(金)まで
(定員になり次第締め切らせていただきます)
申込方法

EメールもしくはFaxで、(1)氏名(ふりがな)・年齢、(2)郵便番号・住所、(3)電話番号(Faxにてお申込の方はFax番号もご記入ください)、(4)参加ご希望の講座の開催月をご記入の上、上記へお申込みください。

お問い合わせ大阪府立大学 21世紀科学研究機構 
Fax 072-254-8154
Eメール 21c-headoffice[at]21c.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。